高知の食は、つくる人が熱々。人熱々料理

「カツオのタタキ」

カツオのタタキ
藁の香りが食欲をかき立てる逸品
いわずと知れた高知県名物「カツオのタタキ」。佐賀漁港に水揚げされる新鮮なカツオで作るタタキは、口に運んだ瞬間に広がる藁の香ばしさとカツオの旨味、ニンニクなどの薬味やタレのアクセントが絶妙に絡み合い、至福のひと時をもたらしてくれる。藁で豪快に焼き上げる光景は圧巻の一言で、一見の価値あり!

この料理を作った熱々料理人は、この人じゃ!

黒潮一番館
浜中 一好さん

今は引退したけんど長年漁師をやりよったき、切った瞬間にそのカツオがどんな状態か分かる。カツオによって脂のりが全然違うきね。どんなカツオかを見極めて、それによって藁を調整して火力の調節をするがよ。焼きすぎてもいかん、生すぎてもいかん。絶妙なタイミングで焼き上げるきこそ、美味しいタタキが出来上がるがよ。

この熱々料理の食材生産者は、この人じゃ!

漁師
明神 好久さん

なんというてもカツオは鮮度が大事やきね。その日に釣れたカツオの旨いことよ。漁師一筋53年のおんちゃんが言うがやき、間違いないで。ほぼ毎日漁に出ゆうけんど、春先のカツオはサッパリしちゅうし、秋口のカツオは脂があって旨味がある。色んな人に新鮮なカツオを食べてもらいたいき、おんちゃんも漁を頑張りゆうがよ。

この料理を応援する人は、この人じゃ!

黒潮一番館
境 文子さん

県外や遠方から来てくれた人が、藁焼き体験をしたりタタキを食べた時に嬉しそうに喜んでくれゆう顔を見せてくれるき、こっちまで幸せな気持ちになる。食べて美味しいだけじゃなくて皆んなの心まで満たしてくれるのが、カツオのタタキながよ。タレで食べても美味しいけんど、塩で食べるがもまた違う味わいでオススメやきね。

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