四万十市東山の一角にある石見寺山には、ハイキングコースが整備されている。
登山口から山頂まで約2,272mの間に、一條氏時代には京の比叡山延暦寺に模して鎮護の寺とした石見寺がある。
コース沿いには、木漏れ日の日差しの中、石仏も88体設置されている。石見寺は四国88ヵ所巡礼の元第39番札所であり、西暦804年、弘法大師が開基したお寺である。ハイキングコース(約4km)にミニ88ヵ所が奉られ石仏の横に、寺名・本尊を示す白札を設置している。
また、山頂からは、四万十市街地から太平洋へとそそぐ四万十川や西は宿毛湾、北は四国山地の山々を望むことができる。
最寄駅:土佐くろしお鉄道「中村駅」より車で約10分。
最寄IC:高知自動車道「四万十町中央IC」より車で約60分。
「四万十市スポーツセンター」を東に徒歩5分で登山口到着。