らんまんの舞台・高知 牧野博士の新休日 Vol.1 Spring-Summer
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ABC9見て、ふむふむ!(写真提供:高知県立牧野植物園)「キャットテール」と呼ばれる、ふわふわの花(写真提供:高知県立牧野植物園)高知では「りゅうきゅう」と呼ばれるハスイモ。田舎寿司に使われる高知の柑橘といえば、土佐文旦。5月中旬に開花し、10月頃に黄色く色づくミントの葉をちぎって、香りをかいでみよう2019年の春のフラワーショーの様子(写真提供:高知県立牧野植物園)池が配された回遊式水景庭園(写真提供:高知県立牧野植物園)眺望抜群の東屋。景色を眺めながらピクニックもできる(写真提供:高知県立牧野植物園)博士がフィールドワークで訪れた台湾のツツジ属を観察Dr. Makino Place of connectionさわって、ふむふむ!牧野博士ゆかりの地50周年記念庭園竹林寺の宿坊跡に造られた庭園。当時の石垣などを残しながら起伏に富んだ地形を生かして、桜やハスの仲間など東洋の園芸植物を中心に植栽。ふむふむ広場高知の食卓にゆかりのある野菜を植物として観察する「土佐の畑」や植物に触れる「ふれあいの庭」、遊びや憩いの「まなびの野原」の3エリアで構成される。庭園の見どころ①春には約40種類の桜が咲き誇る。春の南国のシンボルツリー‘仙台屋’は、樹齢60年以上を誇り、開園当初から植物園で愛されている。庭園の見どころ②庭園を囲む小高い丘「結■■網■■山■■」や「混■■々■■山■■」には、ツツジの仲間を多く植栽。4月頃に見頃を迎え、赤やピンクで園内を彩る。こんこん山広場園内で標高が一番高い場所にあり、高知の山々や市街地が一望できる。春にはチューリップやルピナス、ギリアといった園芸品種の花畑が登場する。庭園の見どころ③庭園の中央に立つのは、カラカサタケを持つ牧野博士の銅像。ワイシャツに蝶ネクタイスタイルでフィールドワークをする様子を表している。植物を五感で楽しむスポットへ

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