らんまんの舞台・高知 牧野博士の新休日 Vol.1 Spring-Summer
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足●土佐清水市太平洋に突き出た四国最南端の岬。展望台からは270度以上の視界が広がり、地球の丸さを実感。遊歩道の入口には中浜万次郎(ジョン万次郎)の銅像が太平洋を見つめる。(所蔵:高知県立牧野植物園) 四万十・足摺エリアの花カレンダー四し万まん十と・足あし摺ずりエリア草花スポット27ヒメノボタンの里(星ヶ丘公園)●三原村緑の山々に囲まれた丘に、9月に見頃を迎えるヒメノボタンをはじめ四季折々の山草が咲く。春にはエビネラン、夏はスイレンやオオオニバスやオミナエシ、秋にはリンドウ、冬はバイカオウレンなど1年を通して植物観察が楽しめる。岬摺19歳で初めて足■岬一帯の植物を長期調査。壮年期には、東京に届けられた足■岬の希少な植物の標本をもとに、新種の寄生植物「ヤッコソウ」を発表した。トンボ自然公園●四万十市世界初のトンボ保護区。群れ飛ぶトンボのほか、スイレンやハナショウブなど、四季の花も見られる。園内の「四万十川学遊館あきついお」では四万十の巨大魚アカメをはじめ、世界のトンボ標本や淡水・海水魚の見学ができる。牧野富太郎の歩いた道●大月町牧野博士は、1881年、19歳の時を初めに、1885年、1889年と数度にわたり大月町を植物調査で訪れている。その道を「牧野富太郎の道」と名づけ、追体験できるよう整備。道沿いには、命名種や希少種など、多様な植物種が生育する。ガイドツアーも開催する。牧野博士が採集を行った記録が残る三原村。佐川町で採集されたものではあるが、博士が描いたヒメノボタンの植物図も残る。0880-62-8133(大月町観光協会)幡多郡大月町弘見1854090-1003-1710四万十市西土佐大宮17250880-35-4171(四万十市観光協会)四万十市安並23670880-52-1113(四万十市西土佐総合支所産業建設課) 四万十市西土佐薮ケ市0880-46-2437(三原村商工会)幡多郡三原村宮ノ川 マキノ'sエピソード0880-82-3155(土佐清水市観光協会)土佐清水市足■岬0880-37-4110(四万十川学遊館あきついお)四万十市具同8055-5㊡無休 ※四万十川学遊館は月曜休(祝日の場合は翌日休)マキノ'sエピソード牧野博士は生前に大月町にある月光桜を研究。「アシズリザクラ」という名で発表しようとしていたという。高知県西部にある日本最後の清流「四万十川」をはじめ、四国最南端の足摺岬などの絶景がお出迎え。豊かな自然に育まれた食も多彩にそろう。あしずりみさきヒメノボタンをはじめ季節の山野草が咲く豪快な海の景色を望む景勝地へ植物を観察しながら博士の足跡をたどる四季折々の花々とトンボの魅力に触れるヒメノボタンの里高知市[3月下旬~4月上旬] 月光桜月光桜●大月町[5月中旬~下旬] バラ藤の瀬バラ園●四万十市[5月下旬~6月上旬] アジサイ安並水車の里●四万十市[5月下旬~6月下旬] ユリ夢のゆりロード●四万十市マキノ'sエピソードヒメノボタンの里の春・夏 見頃の花6~8月スイレン4~5月エビネラン8~9月オミナエシ0880-73-0135(四万十かいどう推進協議会大月支部) 幡多郡大月町四万十・足摺エリア

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