らんまんの舞台・高知 牧野博士の新休日 Vol.1 Spring-Summer
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Gourmet海あり、山あり、川ありの高知県はグルメの宝庫。県内各地で土地の恵みを生かしたおいしいものが食べられる。また、独自の文化で生まれたご当地グルメもそのおいしさは一級品!四季折々の高知の食を堪能あれ。味わい初夏の初ガツオは高知グルメ図鑑29芋けんぴ細切りにしたさつま芋を揚げて、砂糖蜜を絡めたおやつ。塩、黒ゴマ、チョコレートなど、味の種類も豊富で、専門店もある。アイスクリン大正時代から愛されている名物アイス。あっさりとした甘さとシャリシャリ食感が楽しめる。パラソルを立てたアイスクリンの屋台は夏の風物詩に。いも天ほのかに甘みが付いた衣のうまさとホクホク食感が人気の理由。街路市やスーパーなどで販売。揚げたてはもちろん、冷めてもおいしい。ぼうしパン昭和30年代に高知市のベーカリーで生まれたご当地パン。帽子の形をしたパンのつばの部分は、サクサクとした甘いカステラ生地。1011121302030709130608011206ドロメ高知の方言で「いわしの稚魚」を指す。ほのかな苦みがあり、酒のつまみとしても人気。年中食べられるが、旬は春〜秋。07フルーツトマト発祥の地といわれる高知のフルーツトマトは、甘みと酸味のバランスが◎。県内では一年中トマトが栽培され、多彩なブランドトマトがそろう。小夏初夏に旬を迎え、爽やかな酸味と上品な甘さが魅力。リンゴのようにナイフで皮を剝いて、白皮を残して味わうのがおすすめ。0809土佐茶仁淀川町や四万十町を中心に、山間の傾斜地に多数の茶畑がある。高知県産の茶葉のみで作られた「土佐茶」は、香り高く、深い味わいが特徴。1001カツオのたたきカツオの表面だけを藁わらであぶり、香ばしく仕上げる定番グルメ。ニンニクや大葉、タマネギなどの薬味とともに柚子ポン酢や塩で味わうのが高知流。02皿鉢(さわち)料理高知の宴席には欠かせない大皿料理。刺身や寿司、揚げ物など高知のおいしいものを豪快に盛り付け。好きなものを自由に取って食べる。03土佐あかうし山間地域を中心に高知県でしか生産されておらず、幻の和牛と呼ばれる。赤身とサシのバランスが良く、肉本来のうまみが楽しめる。ウナギ四万十川を中心に獲れる天然うなぎは、身の締まりも抜群。きれいな水で育つ、養殖うなぎにも定評がある。0405アユ清流に恵まれた高知県では、四万十川や仁淀川流域を中心にアユ漁が盛ん。塩焼きや干物、甘露煮などに調理して味わう。身が締まってあっさりとした050411

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