【モデルコース】 高知の食文化 〜日曜市とおきゃく〜

皿鉢料理

高知の郷土料理として有名な「皿鉢料理」。 直径50㎝もの大皿に並べられるのは、海の幸・山の幸をふんだんに使った宴席料理! 魚の姿寿司や田舎寿司、煮物や揚げ物、果物や水羊羹等々、豪快に賑やかに「ドーン!」と盛り付けられているのです。 そんな高知県の皿鉢料理の起源は、藩政時代にまでさかのぼるとされ、武家の供宴終わりに出されていた大皿料理が、明治以降にはたくさんの客人を招いて宴会を催す「おきゃく」の皿鉢料理として広がっていった、とされています。現在でも、ハレの行事や客をもてなす際には欠かせない、高知県の定番料理です。 皿鉢を大勢で囲み,食べたいものを好きなだけ自分の小皿にとって食べる。堅苦しいルールに縛られない,何よりも自由を尊重する土佐ならではの料理と言えるでしょう。