【モデルコース】 高知の食文化 〜日曜市とおきゃく〜

モーニング文化
→帯屋町カフェなど

「人口千人あたりの喫茶店軒数が日本一多い」とされるほど、喫茶店を愛する文化が非常に豊かな高知県。それにしてもなぜ高知県には、これほどたくさんの喫茶店があるのでしょう? その理由は所説あるようですが、例えば、「高知県では働く女性が多いため、喫茶店がその受け皿になった」とか、「地元の人のコミュニケーションの場として発達した」、「高知県は人口が少なく本格的な飲食店が成立しにくいとも言えるため、そのかわりに何でも提供できる喫茶店が増えた」など、様々な考察があるようです。 そんな高知の豊かな喫茶店文化のなかでも、とりわけ特徴的なのが、独自の「モーニング」文化! 朝食の時間帯にコーヒーを注文すると、無料か、割安な価格で、トーストやゆで卵などがつく、というサービスが、一般的なモーニングですが、高知県のモーニングはもっとサービス! なんと言っても驚くのが、そのボリューム。高知県のモーニングで提供されるのは、トーストだけでなく、おにぎりやスパゲッティ、お味噌汁、フルーツなどなど、とっても盛り沢山!喫茶店ごとに個性あふれるモーニングプレートを注文できるんですよ♪  また、朝食の時間帯だけでなく、お昼ちかくまでモーニングが提供されているお店もあります。サービス精神あふれる高知人の気質が表れているのかもしれませんね。 高知市の中心部、帯屋町にはたくさんの喫茶店があります。高知県民が愛するモーニングを、是非味わってみてくださいね。