高知の食は、つくる人が熱々。人熱々料理

「鍋焼きラーメン」

鍋焼きラーメン
どこか懐かしい味、アツアツの土鍋ラーメン
高知県西部に位置する須崎市で、昭和50年代から愛され続ける「鍋焼きラーメン」。須崎市内の約30件の飲食店で提供されており、その名の通り、熱々の土鍋で登場。蓋を開ければ、湯気と共に昇る香りが鼻孔をくすぐる。具材は、親鶏、ネギ、ちくわ、生卵と至ってシンプルだが、何度でも食べたくなる味わい。

この料理を作った熱々料理人は、この人じゃ!

まゆみの店
久保田 典江さん

実は鍋焼きラーメンには、7つの定義が存在するんです。例えば、スープは親鳥の鶏がらを使用し、醤油ベースであること、麺は細麺ストレートで少し硬めに提供されること。中でも美味しさのポイントは、スープが沸騰した状態で提供されることです。「これでもか!」と、言わんばかりのグツグツ具合で提供するので、火傷にご注意ください!

この熱々料理の食材生産者は、この人じゃ!

関西麺業株式会社
専務取締役門田 英忠さん

鍋焼きラーメンで使用する麺は、一般的な麺と比べてスープを吸いやすいのが特徴です。醤油ベースのスープと相性が良くて、少し硬めの食感にしているのもポイント! また、土鍋で提供するので、茹で時間は短め。お店によって異なるものの、数秒前後で茹で上げています。食べ進めるうちに、変わる食感も楽しんでください♪

この料理を応援する人は、この人じゃ!

鍋焼きラーメン
プロジェクトX
チームリーダー矢野 明広さん

今でこそ須崎市を代表するグルメになったけんど、昔は旧町内しか馴染みがなかったがね。けんど、平成14年に高知自動車道の延伸が決まった事で、須崎市のPRをしようと「鍋焼きラーメンプロジェクトX」を発足したがよ。飲食店の協力はもちろん、地域住民がPRを続けた事が功を成して、今の鍋焼きラーメン人気があるがよ。

他の人熱々料理を見る