土佐弁体感編

土佐弁体感編

高知には、県外の方が聞くと「?」となる土佐弁があり、
日曜市ではその言葉が無数に飛び交っています。
あなたはこの土佐弁の意味、分かりますか?
こじゃんと

意味とても、すごい

日曜市での使われ方

「こじゃんと太いで!」
(とても大きいですよ)

高知県が生産量日本一を誇るショウガ。でも、すごいのは量だけじゃありません。スーパーでは見かけないこの大きさ!日曜市ならではのサイズ感です。驚いて見ていると、出店者さんは「もっと大きいサイズもあるよ」と自慢げに笑います。

りぐっちゅう

意味凝っている

日曜市での使われ方

「その帽子、りぐっちゅうね」
(その帽子、凝ってますね)

乙女心をくすぐる手芸品を販売するお店の女性。実はかぶっている帽子も手作り。来週はどんなデザインの帽子が登場するのか…密かな楽しみにしているお客さんもいるんです。

いながら

意味そのまま

日曜市での使われ方

「いながら食べてみて!」
(そのまま食べてみて)

日曜市が開かれる高知市から西へ140km以上離れた大月町から毎週泊まりがけでやってくるご夫妻。試食として手渡してくれるのは、自慢の小魚みりん干し(焼きたて)。頭から尻尾までそのままかぶりといきましょう。

へんしも

意味急いで、早く

日曜市での使われ方

「へんしも行かんと売り切れる」
(早く行かないと売り切れるよ)

日曜市には、早朝の開店と同時に大行列ができ、早ければ1〜2時間で売り切れてしまう人気店もあります。国産や有機栽培の素材にこだわったパンやお菓子を販売するこちらのお店もその一つ。「でも天候によっては長く買える日もありますよ」というので、寝坊しても諦めないで。

ばっさり

意味残念

日曜市での使われ方

「ばっさりいたちや」
(残念だよ)

その日の天気や出店者の都合によっては、お休みするお店もあります。でも、ガッカリしないで! お店がたくさんあるのが、日曜市の良いところ。新しい出会いを求めてじっくり散策していきましょう。

こんまい

意味小さい

日曜市での使われ方

「こじゃんとこんまいね」
(とても小さいね)

手のひらにちょこんと乗るサイズの「豆盆栽」は、そのかわいさに子どもや女性から大人気。日曜市の出店者は、昔からあるものに新しい工夫やアイデアを加えるのが得意なんです。

ろいろい

意味ウロウロ

日曜市での使われ方

「ろいろいしすぎたき、休もうかね」
(ウロウロしすぎたので休憩しましょう)

見れば見るほど・歩けば歩くほど発見の多い日曜市。でも、無理は禁物。疲れたら休憩しましょう。かき氷や名物ドリンク「冷やしあめ」など、その場で糖分補給できるものも売っていますよ。また、休憩用のイスを置いてあるテントもあるので気軽に利用してください。

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