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Colorful! 100色こうち旅

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心と体がうれしくなる春の高知に出会える場所

春の訪れをどこよりも早く感じることができる高知。桜の開花宣言を待つのももどかしく、南国の日差しに育まれた美味しいものと、そこに住む人たちの温かい心に触れる旅に出よう。 まずは高知市内を巡るドライブからスタート。市内中心部からハンドルを南に切って、走ること約15分。広々とした芝生の公園にテントがいくつも並び、買い物客で賑わう「高知県立池公園」が見えてくる。毎週土曜日に開催されている「高知オーガニックマーケット」だ。
ここは有機農法で育てられた野菜をはじめ、人と環境に優しい加工食品やクラフトを、生産者が直接販売する市場。現在、全国各地で開催されているオーガニックマーケットのなかでも、その先駆け的存在だ。
ゆったりとしたレイアウトで店が並び、子どもたちが自由に走り回っている。家族連れでものんびりとショッピングを楽しめるのが魅力だ。焼き立てのピザや美味しそうなスイーツ、手づくりの小物やナチュラルな衣料品など、見ているだけでも楽しい。ショッピングのあとは、有機栽培豆を使ったコーヒーを片手にベンチでひと休み。春の気配を感じながらリラックスしよう。
続いて池公園から北へ向かって約10分。濃い緑が映える五台山へ。実はこの山のお寺には、願い事を一つだけ叶えてくれるという「一言地蔵」があり、パワースポットとして人気を集めている。叶えたい願いを一つだけ伝えにいこう。

03.高知県立牧野植物園 おしゃれなオリジナルグッズを扱うショップや展示館中庭のカフェ、レストランなどがある。フレンチベースの創作料理が楽しめる「レストラン アルブル」では、地元野菜を使った「ヘルシーランチ(1,260円)」がおすすめ。 問/高知県立牧野植物園 電/088-882-2601(代表) 所/高知市五台山4200-6 開/9:00〜17:00  休/無休料金/一般700円
3月21日(金・祝)〜5月25日(日)は「五台山花絵巻五ノ巻〜伝統の美和花の世界〜」を開催
東洋の園芸植物を中心に集めた「南園 50周年記念庭園」や熱帯の植物を植栽した温室などもあり、草花に囲まれて一日を過ごすことができる
04.ひろめ市場 郷土料理店や居酒屋、鮮魚店、土産店など約60店舗がひしめく、屋台村風の複合施設。日中から多くの人で賑わっている。 問/ひろめ市場  電/088-822-5287 所/高知市帯屋町2-3-1 営/8:00〜23:00(日曜7:00〜) 休/元日、1・5・9月の第2または第3水曜 ※営業時間と休みは店舗により異なります
ワンコインの地酒や にぎり寿司、土佐の 珍味もありますよ!
01.池公園の土曜市高知オーガニックマーケット 高知県の有機農業者が、新鮮で安全な食材を求める消費者に、直接販売する場を設けるために企画。農産物栽培基準や加工食品ガイドラインをクリアした出店者が責任を持って運営している。 問/高知オーガニックマーケット出店者組合 電/088-840-6260 所/高知市池2311-1(高知県立池公園) 営/土曜の8:00〜14:00(7〜8月は〜12:00)
約60店舗が軒を連ねるオーガニックマーケット。
オーガニックマーケットに出店するために大阪から移住してきました!天然酵母を使ったピザは500円
有機栽培、自然農法などにこだわった商品が揃う
02.五台山 竹林寺 四国霊場第31番札所。境内には高知県三名園の一つに数えられる庭園や、貴重な仏像を納める宝物殿などがある。今年は秘仏本尊文殊大菩薩の50年に一度のご開帳がある。 問/五台山  竹林寺 電/088-882-3085 所/高知市五台山3577
願い事は具体的にね!境内にそびえる五重塔の隣に鎮座するのが「一言地蔵」。願いを叶えてもらったら、お礼参りを忘れずに

草花に囲まれ過ごす時間と

竹林寺の一言地蔵に願いを伝えたら、すぐ近くにある「高知県立牧野植物園」に足を運ぼう。
牧野植物園は高知県出身で世界的植物学者の牧野富太郎博士の業績をたたえ、後世に伝えるため造られたのだそう。約6ヘクタールの広大な園内では、山の起伏を活かし、自然に近い形で育てられた約3000種類の草花が観賞できる。これからの季節はツツジやヤマザクラなど春の花々が咲き誇り、華やかな雰囲気になる。牧野博士が命名した花も数多くあり、改めて博士の偉大さを実感できるだろう。
植物園をたっぷり散策したら、高知市中心部にある「ひろめ市場」へ向かおう。ここは鰹の藁焼きタタキはもちろん、高知名物の屋台餃子やエスニック料理などのお店が並ぶ、まさに食のアミューズメントパーク。フードコート形式なので、注文した料理は土佐の地酒と共にその場で気軽にいただける。観光客も地元の人も一緒になって食べたり、飲んだり。いつしか隣のお客さんと友達に…などということもあるのが、ひろめ市場の魅力だ。高知の夜は賑やかに更けていく。

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歴史ある街路市でおもてなしに触れる

高知の旅の二日目は「日曜市」の散策からスタート。日曜市は高知市中心部の追手筋約1・3キロに400店以上の露店が並ぶ日本最大の街路市。300年以上の歴史を誇り、昔から土佐の台所として親しまれている。
店頭には、旬の野菜や果物はもちろん、山菜をネタにした田舎寿司や手づくりのおまんじゅう、行列必至の名物いも天など、素朴な味わいの品々がずらり。ほかにも干物や雑貨、衣料品に至るまで、バラエティ豊かな品が揃う。その季節にしか手に入らないレアな品もあるので、ゆっくり時間をかけてチェックしよう。
店を切り盛りするのは、主に農家のおかあさん。彼女たちの威勢の良い土佐弁と温かい人情に触れることができるのも、日曜市ならでは。春から夏にかけては高知特産の柑橘類・小夏をはじめ、朝掘りのタケノコや甘酸っぱいスモモなどが次々と登場する。買った商品は、市場内にある宅配便受付所から、直接全国へ発送することもできる。

06.まる弥カフェ 地元の特産品を使ったオリジナルスイーツが楽しめる。有光酒造場の酒粕を使った「酒粕クラッカー」(420円)は土産に人気。 「土佐ジローヌードル」もおすすめ。 問/まる弥カフェ 電/0887-34-8858 所/安芸市井ノ口甲一ノ宮北1631-1 岩崎弥太郎生家前 営/9:00〜17:00 休/火曜
道55号沿いにある「赤野休憩所」からは、約4kmの白砂青松の美しい海岸線が続く「琴ヶ浜」を一望できる。南イタリアをイメージした休憩所の屋根には特産のナスをかたどったオブジェがちょこんとのっている。琴ヶ浜には坂本龍馬の妻・お龍とその妹・君枝の銅像が建つ
香り高い実生のユズを使ったユズショコラテリーヌ(250円)は、上品な甘さとユズの香りが絶妙!
07.内原野陶芸館・ガラス工房 江戸時代から続く焼物の里にある体験工房。トンボ玉づくりのほかに陶芸の手びねり体験なども行っている。 問/内原野陶芸館・ガラス工房 電/0887-32-0308 所/安芸市川北乙1607-1 開/9:00〜17:00  休/水曜(祝日の場合は開館)
炎でガラス棒を 溶かしながらの作業だけど、 先生が丁寧に教えて くれるから安心! トンボ玉とは、アクセサリーなどに利用するガラス玉(ビーズ)のこと。 原料のガラス棒を三色選び、オリジナルのトンボ玉づくり体験を行っている。体験は3個まで2,300円(要予約、送料別途)
05.日曜市 大勢の人で賑わう街路市。開催時間は10〜3月は5:30〜17:00、4〜9月は5:00〜318:00。1月1日、2日と追手筋でのよさこい祭り期間を除く通年開かれている。 問/高知市産業政策課街路市係 電/088-823-9456
新鮮な野菜のほか、干物、乾物、土佐打刃物、骨董品まで、あらゆるものが揃う日曜市。地元大学生がボランティアで案内をしてくれるブースや、誰でも休憩できるスペースなども設けられている
いも天や焼き鳥など、小腹を満たしてくれる お店も並びます いも天や焼き鳥など、小腹を満たしてくれるお店も並びます
ぐんと近くなった安芸へ

高知市から車で東へ約1時間の安芸市へ。2014年3月9日には南国安芸道路が「香南のいちIC」まで延長されて、東部へのアクセスがぐんと向上した。安芸市の手前、芸西村からは、海岸沿いの国道55号を走り、太平洋の潮風を感じながらドライブを楽しもう。 安芸市は幕末から明治にかけて活躍した実業家・岩崎弥太郎の生誕地。三菱グループの創始者といえば知らない人はいないはず。パワフルな人生を送った弥太郎の生家もパワースポットといえるかもしれない。
生家前にあるオープンテラスのカフェ「まる弥カフェ」では、地元素材を使ったスイーツやドリンクが楽しめる。ドライブの疲れを癒やすのにぴったりだ。 旅の最後は、まる弥カフェからほど近い、内原野公園内にある「ガラス工房」でトンボ玉づくりにチャレンジ。約1000度のバーナーの炎でガラス棒を溶かしてつくる作業にドキドキ。帰りは太平洋に沈む夕陽を追いかけるように高知市内へ向かってドライブ。雄大な太平洋や南国の太陽、土佐ごはんやあたたかな土佐っ子たちから元気をたっぷりもらえた春の高知旅。ぜひまた足を運びたい。






今回の女子旅スポット

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