高知の食は、つくる人が熱々。人熱々料理

「うつぼのタタキ」

うつぼのタタキ
料理人の技が光る、海鮮珍味
海のギャングとして恐れられる「うつぼ」。肉厚で柔らかな身は、上質の鶏肉にも似たあっさり美味。高知県中部に位置する土佐市の「うつぼのタタキ」は淡白で締まった白身と、皮下のゼラチン質のコリコリ食感を楽しむことができ、良質なコラーゲンもたっぷり。同じタタキでも、カツオとは全く違った味わいがおもしろい。

この料理を作った熱々料理人は、この人じゃ!

有限会社
土佐料理 森澤
代表 森澤 大和さん

うつぼのタタキを美味しく食べるには、3つポイントがあるがよ。まず一つ目は、冬に獲れた脂のりの良い魚体であること。次に、大きさ。3kg以上が皮と身のバランスが良くて、焼いた時の皮はパリッ、皮下のゼラチン質も楽しめる。最後に焼き方。薪で20分以上かけて、ゆっくり火を通すことで完成する、絶妙な食感が最高ながよ!

この熱々料理の食材生産者は、この人じゃ!

株式会社 こうて屋
生姜農家
矢野 宏和さん

生姜がもつ辛味成分が魚の旨味を引き立てて、さらに臭みをとることから、刺身やタタキには欠かせない名脇役。ピリリとした程よい辛みや、爽やかな味わいのほか、免疫力を高めたり、新陳代謝の促進、殺菌作用などもあると言われていて、健康維持のために召し上がる方も多くいらっしゃいます。ちなみに、高知県は生姜の生産量第一位♪

この料理を応援する人は、この人じゃ!

一般社団法人
土佐市観光協会
事務局長 足達 和世さん

鋭い歯をもつことから海のギャングと言われる「うつぼ」ですが、高知を代表する名物の一つ。タタキをはじめ、唐揚げや煮物、鍋、煮こごり、など、様々な楽しみ方があるんですよ♪ 上品で淡白な味わいなので、お酒のアテにもピッタリ。見た目は少々グロテスクですが、辛口の日本酒、まろやかなワイン…、実は何にでも合わせられる優れた魚です。

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