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2025.05.14
撮影支援
香港映画『ラスト・ソング・フォー・ユー』(原題:久別重逢) 撮影支援日記
香港のミュージシャンや映画制作者の日本でのマネジメント等を行っているTBプロジェクトさんから連絡があったのは2023年9月。
香港映画を高知で撮る…それだけでも嬉しいニュースでしたが、プロデューサーがウィルソン・イップ(葉偉信)、主演はイーキン・チェン(鄭伊健)と聞いてビックリ。そんな大物が出る作品ならば結局は北海道や沖縄で撮ることになるのかも…と最初は思っていました。
監督はだるま太陽を撮りたいので高知を強く希望している、そう聞いて、車で2時間の室戸岬まで飛んでいき、沈んでいく夕陽がどう見えるのか、(おそらく)10ヶ所ほどを短い時間で視認・撮影し、資料を作ってTBプロジェクトさんに送りました。夕陽が見られる時間は長くないけれども多くの場所を確認しなければならないので、運転に気をつけながら、急いで移動しました。
TBプロジェクトの皆さんはすぐに高知に来て、自分たちでイメージ通りの夕陽を撮れそうな場所を高知県中を見て回りました。海が見える坂道を、ピアノが置けるバーを、…いろいろな要望をいただきましたが、紹介すると、どれもTBプロジェクトさんがすぐに現場を見に行き、自分たちで探し出してこられ、一切の手抜きと妥協がありませんでした。
そのとき本当に高知で撮る気なのだなと感じました。
撮影の本体が来てからも驚きの連続でした。
撮影隊は50人以上もいる現場、どうやってコミュニケーションしているのか不思議なくらい静かなのに、実にスムーズに撮影が進んでいきました。大きな声を聞くことは1度もありませんでした。
市町村や協力企業の皆さんが相当にしっかり準備をしてくださっていたおかげでもあり、本当に感謝の一点に尽きます。
香港での劇場公開は2024年12月。現地の盛り上がりや大ヒットはとても嬉しいニュースでした。翌年3月の大阪アジアン映画祭で鑑賞する機会をいただきました。高知でロケをしたからということに関係なく、とても素敵な作品でした。
同時期に日本で大ヒットした香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』とは正反対の作品ですが、日本で1人でも多くの方に見ていただきたい作品です。
香港映画を高知で撮る…それだけでも嬉しいニュースでしたが、プロデューサーがウィルソン・イップ(葉偉信)、主演はイーキン・チェン(鄭伊健)と聞いてビックリ。そんな大物が出る作品ならば結局は北海道や沖縄で撮ることになるのかも…と最初は思っていました。

監督はだるま太陽を撮りたいので高知を強く希望している、そう聞いて、車で2時間の室戸岬まで飛んでいき、沈んでいく夕陽がどう見えるのか、(おそらく)10ヶ所ほどを短い時間で視認・撮影し、資料を作ってTBプロジェクトさんに送りました。夕陽が見られる時間は長くないけれども多くの場所を確認しなければならないので、運転に気をつけながら、急いで移動しました。
TBプロジェクトの皆さんはすぐに高知に来て、自分たちでイメージ通りの夕陽を撮れそうな場所を高知県中を見て回りました。海が見える坂道を、ピアノが置けるバーを、…いろいろな要望をいただきましたが、紹介すると、どれもTBプロジェクトさんがすぐに現場を見に行き、自分たちで探し出してこられ、一切の手抜きと妥協がありませんでした。
そのとき本当に高知で撮る気なのだなと感じました。

撮影の本体が来てからも驚きの連続でした。
撮影隊は50人以上もいる現場、どうやってコミュニケーションしているのか不思議なくらい静かなのに、実にスムーズに撮影が進んでいきました。大きな声を聞くことは1度もありませんでした。
市町村や協力企業の皆さんが相当にしっかり準備をしてくださっていたおかげでもあり、本当に感謝の一点に尽きます。

香港での劇場公開は2024年12月。現地の盛り上がりや大ヒットはとても嬉しいニュースでした。翌年3月の大阪アジアン映画祭で鑑賞する機会をいただきました。高知でロケをしたからということに関係なく、とても素敵な作品でした。
同時期に日本で大ヒットした香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』とは正反対の作品ですが、日本で1人でも多くの方に見ていただきたい作品です。