
高知の冬のごちそうと言えば、高知県産の純血シャモ鍋。肉はほどよい歯ごたえで旨味が凝縮していて、スープはコクがあるのにまろやかで、ごくごく飲み干してしまうほど。
司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』にも登場する軍鶏鍋は、古くから日本人に愛されてきた冬の味。坂本龍馬が暗殺される前に丁稚に買いにいかせたと言われるシャモは、今も「龍馬が愛した味」と伝わります。
高知県には闘犬のようにシャモを戦わせる闘鶏があり、負けたシャモを食べる習慣がありました。他県では飼育しやすくするため他の種と交配させたシャモが多いのですが、高知県南国市では「龍馬が愛した味」にこだわり、純血のシャモを飼育しています。「ごめんシャモ研究会」では、高知産のケールやお米などを飼料にし、他の鶏よりも長い6か月間大事に育て出荷されています。
通年を通して出荷されるため、季節を問わず食べることができます。
ダシがよく出るシャモはお鍋料理が一番。関西風の薄口醬油を合わせたり、関東風に濃い口醬油を入れたり、甘めの割り下を入れてすき焼き風にしてもおいしくいただきます。高知の冬の食材葉ニンニクとの相性も良く、ニンニクの香りに食欲をそそられます。
ムネ肉とモモ肉の食べ比べがおすすめ。ムネ肉は柔らかい食感で上品な旨味、モモ肉は弾力と濃厚な旨味の両方が味わえます。お鍋の具材は、大根やニンジン、ゴボウなどの根菜類やこんにゃくが合口です。
店名 | 住所 | 電話番号 | 備考 |
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居酒屋大吉 | 高知市帯屋町1-15-13 | 088-825-2632 | |
居食倶楽部 旬家 | 高知県高知市大川筋1-3-39 土佐建材ビル1F | 088-824-0248 | |
お料理とおもてなし 八金 | 高知市帯屋町1-2-15 植野ビル2F | 088-824-8895 | 要予約 |
活・いけす料理 居酒屋まことや | 高知市廿代町6-8 ホワイト館1F | 088-871-2233 | 要予約 |
喰多朗 高知店 | 高知市廿代町6-27 | 088-824-2811 | |
しゃも料理 [軍鶏伝] | 高知市帯屋町2-3-1 ひろめ市場内 | 088-855-5815 | |
酒菜 浪漫亭本店 | 高知市追手筋1-3-23 | 088-873-0137 | |
酒亭 蓮 | 高知市九反田7-19 | 088-884-3135 | 要予約 |
新鮮土佐料理とさ市場 | 高知市はりまや町1-3-11 | 088-872-0039 | |
得月楼 | 高知市南はりまや町1-17-3 | 088-882-0101 | 要予約 |
土佐料理こうちや | 高知市帯屋町1-9-24 アネックスビル1F | 088-822-1278 | 要予約 |
土佐料理土佐っ子 | 高知市追手筋1-5-9 | 088-823-2101 | |
びっくりどり 愛宕本店2F別館 | 高知市愛宕町1-3-19 2F | 088-871-6668 | |
料亭 濱長 | 高知市唐人町6-6 | 088-884-0080 | |
レストラングドラック | 南国市明見933 | 088-863-2161 | |
ろばた焼 仙樹 | 高知市大川筋1-3-47 | 088-823-7769 | 要予約 |