発見!高知の新定番グルメ

カツオだしとショウガで食べる夏の味 【ところてん】

ところてん

鰹の国・高知では、ところてんも「カツオだし」で食べるんです。
県外では酢醤油や酢味噌、黒蜜などで食べられるようですが、高知はカツオだしのつゆをたっぷりかけていただきます。スパイシーなおろしショウガはマスト、青じそやネギ、ゴマなど薬味はお好みで。晩夏に旬を迎える酢みかん「ブシュカン」が出回りだしたら、皮をおろし金で削って風味付け。爽やかで独特の香りはカツオだしにぴったりで、ゴクゴクと飲み干したくなります。
ところてんの原料テングサは、昔から室戸岬周辺や足摺半島などで採られてきました。今も海辺の町を歩くとテングサを干している風景に出あうことも。海藻を原料としていてカロリーも低く、がっつりご飯を食べた後にも気にせず食べられます。


どこで食べる?

夏に街路市やスーパーマーケットを覗けば、かなりの確率で発見できます。また、駄菓子屋やお好み焼き屋、カツオの町・中土佐町久礼の大正市場の近くには、ところてんを食べられるお店がいくつもあります。

味わい色々

テングサ由来の磯の風味が強い、コシが強く角がぴしっと決まっているなど、ところてんの食感はさまざま。「カツオだし」のつゆも、さっぱりしたものや甘口などいろいろで、味付けは十人十色。