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世界的植物学者 牧野富太郎

提供:高知県立牧野植物園
牧野富太郎ってどんな人?
高知県出身の牧野富太郎は日本が世界に誇る植物分類学の第一人者です。
一生涯を通して植物分類学の研究に打ち込み、新種や新品種など1,500種類以上の植物を命名しました。 また日本全国で採集調査を行い、生涯において収集した植物標本は40万枚ともいわれ、蔵書は45,000冊を数えます。 植物知識の教育普及活動にも全国規模で尽力し、地元の植物研究家、愛好家などの育成に努めました。 78歳で刊行した『牧野日本植物図鑑』は、これまでの研究と普及活動の集大成であり専門家から一般の人々まで今なお広く愛用されています。

牧野富太郎略年譜

スエコザサ命名秘話

研究に惜しみなくお金をつぎ込む富太郎をあの手この手で工面して献身的に支えたのが妻・壽衛(すえ)でした。学問に私情を挟むことを好まなかった富太郎ですが、誰よりも植物研究の重要性を理解し、思うままにさせてくれた愛妻の激励と内助に感謝し、1927(昭和2)年に仙台で発見した新種の植物をスエコザサと名付け、学名と共に『植物研究雑誌』に発表しました。発表の5日前に壽衛は病のため永眠しましたが、富太郎は墓標に「世の中のあらむかぎりやすゑ子笹」と刻み、東京練馬の自宅の庭に植えて終生大切にしました。
提供:高知県立牧野植物園

草木の精かも知れん

自叙伝において 「私は植物の愛人としてこの世に生まれ来たように感じます。あるいは草木の精かも知れんと自分で自分を疑います。」と述べていた富太郎。植物採集へ出かける際には必ず、シャツに蝶ネククイ。恋人である植物に会うのだからと、植物への愛と尊敬の気持ちを服装に表していたようです。晩年、病床にあっても植物採集や珍しい植物を見つけた夢なとを見て翌朝家族に話していたそうで、家族が富太郎を植物の精ではないかと思うほどでした。
提供:高知県立牧野植物園

牧野式植物図について

富太郎の植物図は、 単なる写生ではなく、 複数の個体を観察した上でその植物の典型的な形態を捉えている点、花期や果実期など各生長段階を精密に描写している点が最大の特徴で、「牧野式植物図」とよばれています。緻密で精密な描写、表現力は世界的に高い評価を受けています。描画にあたっては主に根朱筆(ねじふで)を用いていますが、自ら加工するなど、道具にもこだわりました。
図)コオロギラン
提供:高知県立牧野植物園

すき焼き

「父は牛肉のすき焼が大好物です。やはり牛肉をいただいていたせいで、こんなに長生きをしたのではないかと思い ます。」(牧野富太郎自叙伝「父の素顔」牧野鶴代より)

トマト

西洋酢をかけて食べる。毎食欠かさないほどの好物。

コーヒー・紅茶

コーヒーはブレンドするほどのこだわり。