人と自然の関係を大切にした
安らぎと憩いの空間
牧野博士が生前から完成を心待ちにしていた「高知県立牧野植物園」は、逝去の翌年1958(昭和33)年4月 に、高知市五台山に四国霊場第31番札所竹林寺の「南の坊」跡の周辺を譲り受け、開園しました。
その2年後 の1960(昭和35)年に、牧野博士が生涯をかけて収集した約4万5千冊もの蔵書が博士のご遺族により高知 県に寄贈されました。現在は、リニューアルを経て約8haの園内では、博士ゆかりの植物をはじめ西南日本の 野生植物を中心に、温室の熱帯植物や薬用植物など3,000種類以上の多種多様な植物を観賞することが できます。展示館では、博士の人柄や業績を紹介した常設展示、シアターで上映する植物の世界を体感できる 高精細なオリジナル作品などお楽しみいただけます。隣接の竹林寺とあわせて、心和む時間をお過ごしください