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黒潮町/飯積山登山道・休憩所

雄大な太平洋を一望! 日の出の名所としても知られる飯積山。
地元民に慕われる山頂のお寺へ向かう登山道を、サクラの名所に。

黒潮町田野浦漁港の西にある、標高217メートルの飯積山。山頂の飯積寺は「田野浦の観音さん」と呼ばれ、地域の人々のよりどころになっています。登山道が整備され気軽なハイキングも楽しめるこの山をサクラでいっぱいにする取り組みが、この度行われました。
日時
2023年3月4日(土)10:00~15:00
場所
飯積山登山道・休憩所(高知県幡多郡黒潮町田野浦)
団体名
飯積寺 総代会
植樹した樹種
サクラ属‘河津桜’ 20本
カンヒザクラ 15本
サクラ属‘仙台屋’ 15本
ソメイヨシノ‘染井吉野’ 10本
飯積寺の総代会をはじめ、地元住民や小学生が参加。山には現在、約50年前に植えられたサクラが100本ほどありますが、今回これらを整えつつ、60本の苗木を植樹しました。
山の8合目に位置する休憩所付近は、日の出の名所としても知られています。「サクラが咲いたら見にきます!」と小学生たち。飯積寺の住職・宮地龍弘さんは「お弁当を食べながらお花見を楽しんでもらえたら」と話します。
大海原を見渡す植樹地には、新たに階段を設置。真東から昇る朝日を愛でるのもよし、海を眺めながらのお花見ピクニックもよし。絶景スポットとして、訪れる人を楽しませてくれることでしょう。
山頂までの登山は1時間ほど。「花を眺めながら登山し、山頂のお堂をおまいりしてもらいたい」と寺総代の山本久さん(右)。「観音さんは地域の守り神。県外の方にも来ていただけたらうれしいです」。
今回の植樹地は海に向かって開けており、風が強く吹きます。そのため樹木医の指導のもと、3本の支柱を添えました。支柱はこの日に備えて総代会が準備。植樹地の草刈りも広範囲で行っており、飯積山と飯積寺が、総代会の皆さんに慕われていることが伝わります。
サクラ属‘河津桜’など、数種の花で彩られる山頂の飯積寺。今回、境内にもサクラ属‘仙台屋’を記念植樹しました。さまざまなお地蔵様・観音様もまつられている頂上は、車で訪れることも可能。また休憩所と境内の途中にある旧参道には、心身を清らかにしてくれる緑の森が広がっています。