中村城跡に整備された為松公園は、500本のサクラが咲く花見の名所。その一角にある武道館跡地に、地元の小学6年生が10種のサクラを植えました。「今年の春休みにもう一回訪れたい」「大人になったらみんなで来たい!」と、思い出に残る植樹となりました。
武道館跡地は、日当たりの良い絶好のロケーション。樹高が高くなる品種を敷地の奥に、その隣から開花順に10種を植えました。一つの場所でさまざまなサクラを楽しめる、花見の名所になりそうです。
41人の6年生が10班に分かれて苗木を植樹。「みんなで土をかけて楽しかったです」「咲くのがめっちゃ楽しみ!」と、たくさんの笑顔が見られました。
樹木医さん指導のもと、根の周りに土が密着するように上から押さえます。なお植樹前には、牧野博士の功績を伝える時間も設けられました。
四万十市農林水産課長の朝比奈雅人さんは、「市内のさまざまな場所を検討した結果、市民の皆さんに見ていただける最適な場所としてこの為松公園に決定しました」と話します。
この機会に、市民の皆さんにさまざまなサクラを知っていただきたい」と話す、四万十市公園管理公社の井上庄仁事務局長。「10品種それぞれ担当制で管理していく予定です。責任を持って育てていきたいです」。
「サクラを植える機会をつくってくださり、ありがとうございました」と子どもたち。「育つのを楽しみに待っています!」「大人になったらみんなでここに来て、お酒を飲んでお花見したいです!」。