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【いの町紙の博物館】特別展「第12回高知国際版画トリエンナーレ展」(~12/3まで企画展開催中)

現在、いの町紙の博物館では、2023年12月3日(日)まで特別展「第12回高知国際版画トリエンナーレ展」が開催されています。

高知国際版画トリエンナーレ展は、和紙と版画文化の発展を目的に、1990年から3年に一度いの町紙の博物館で開催されています。日本で一番歴史の長い版画トリエンナーレ展で、世界各地から作品が集まり、受賞者も多数出品される世界レベルの版画展です。

第12回目となる今回は、日本を含む53の国と地域の692名から1,359点の応募があり、展覧会では大賞含む16点の入賞作品と100点の入選作品、あわせて116点の作品が飾られます。土佐和紙を使用した版画も増えており、今回の入賞作品の中では5点に土佐和紙が使用されています。

大賞は、高知市の徳廣秀光さんの作品《Sanctuary A-Ⅱ Silent majority  聖域 A-Ⅱ「物言わぬ大衆」》です。徳廣秀光さんは過去にも入選・入賞しており、前回の第11回展では土佐和紙賞を受賞されたベテランの版画家ですが、県内在住の作家さんが大賞を受賞するのは今回が初めてです。


今回、展覧会としては珍しく、作家ご本人の希望によりガラス無しの状態で展示されている作品もあり、見る人を楽しませてくれます。

館長の平尾里枝美さんは「版画展の鑑賞はハードルが高いと思われがちですが、色々な表現方法があり、子供にも楽しんでもらえる作品が多数あります。館内1階では版画体験もできますので、この機会にぜひご来場ください。」と話しています。

10月28日(土)には高知版画協会によるワークショップ「紙とボールペンでつくる凸版画体験」が開催されます。特別展をご覧になる際に一緒に体験をしてみてはいかがでしょうか?


<特別展「第12回高知国際版画トリエンナーレ展」>
開催期間:2023年10月7日(土)~2023年12月3日(日)
開催時間:9:00~17:00
休館日:月曜(祝日の場合は翌日休)
会 場:いの町紙の博物館 2階・3階
高知県吾川郡いの町幸町110-1
入館料:一般800円/小・中・高校生100円
問合せ:TEL 088-893-0886
URL:https://kamihaku.com/exhibition/5942 

【夜の紙博】-光る森と水の音-はこちら

アクセス:
・JR土讃線伊野駅下車、徒歩約10分
・とさでん交通路面電車「伊野終点」下車、徒歩約10分
・伊野ICから車で約10分
駐車場:無料(大型3台、普通車50台)


2023/10/23