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【わんぱーくこうちアニマルランド】パネル展「牧野を生んだ土佐の自然~高知県の自然環境2023~」

わんぱーくこうちアニマルランドでは、高知県内の自然環境の「現状」「最近10年間の変化」「人との関わり」を紹介するパネル展を開催中です。(2024年3月31日まで)

「陸産貝類(りくさんかいるい)」「両生類」「爬虫類」「鳥類」「哺乳類」の5種類のパネルのうち、わんぱーくこうちアニマルランド飼育担当係長の山﨑さんが「陸産貝類」を、飼育員の吉川さんが「両生類」について作成しています。

「陸産貝類(りくさんかいるい)」というと難しく聞こえますが、陸上で生息する巻貝のことでカタツムリやナメクジがそれにあたり、梅雨時期には市街地でも見かけます。四国は「陸産貝類」の宝庫と呼ばれており、それには温暖で多湿な環境と四国を横断する秩父帯という地層も要因であると考えられるようです。

また「両生類」は、昔から田んぼなどでよく見られたカエルやイモリなどがおり、生きていくために陸上と水中の両環境が必要な生物です。しかしながら、温暖化が進み猛暑日が増えた近年は、「両生類」たちの生息地である湿地環境が減少し、世界的に絶滅危惧種の数が増加しています。


(オオサンショウウオ)


(トサシミズサンショウウオ)

吉澤園長は、「アニマルランドでは、自然保護のため『知る』『親しむ』に視点を置いてパネル展をしています。両生類として、唯一国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオや、高知県のごく一部に生息するトサシミズサンショウウオも間近で見ることができ、お子さまには土佐の自然を身近に感じて貰えます。スタンプラリーもありますのでぜひご来場ください。」と仰っています。
また、12月10日(日)には、高知県立牧野植物園の研究員 藤川 和美さんを講師としてお招きし、講座『植物のなんだろう? なぜだろう? ロゼットと冬芽の観察』が開催されます。
11月23日(木)から申し込み可能です(先着60人)。アニマルランドで「植物のお話」が聞けるこの機会に、ぜひ足を運んでみてください。

高知県内の博物館・美術館・図書館などで構成する「こうちミュージアムネットワーク」では、『牧野を生んだ土佐の自然』をテーマに、高知県の多様な生物と自然環境、そして人とのかかわりを、県内19施設で多彩な事業で紹介しています。
また、本イベント期間中(令和5年10月1日から令和6年3月31日まで)に、県内19施設を巡るスタンプラリーも実施していますので、併せてお楽しみください。

<こうちミュージアムネットワーク> 
「牧野を生んだ土佐の自然」ポータルサイト

関連施設 連携パネル展「牧野を生んだ土佐の自然~高知県の自然環境2023~」

開催期間:2023年10月1日(日)~2024年3月31日(日)
開催時間:9:00~17:00 ※飼育管理の都合上、15時半より見ることができない動物がいます。
休館日:水曜日(祝日の場合翌日)、12月27日~1月1日休館
会 場:ギャラリー館入口右側
高知市桟橋通6丁目9-1
入館料:無料
問合せ:TEL088-832-0189(アニマルランド)
URL:https://www.city.kochi.kochi.jp/deeps/17/1712/animal/  
アクセス:
・とさでん交通バス・路面電車「桟橋通5丁目」下車、徒歩約10分
駐車場:無料(125台)
 ※バス、団体等でご利用になる場合は、お手数ですが事前連絡をお願いします。
  公園管理課 ℡088-834-1890(※バス等は土・日・祝は駐車できません。)
 ※アニマルランド、プレイランドはペットの入場をお断りしています。
  盲導犬、介護犬は入場していただけます。

<アニマルランド いきもの講座>
開催日時:12月10日(日)13:00~14:30
会  場:わんぱーくこうち管理棟 1階 展示学習室
     高知市桟橋通6丁目9-1
定 員 等:先着60人 無料
講  師:藤川 和美さん 高知県立牧野植物園の研究員
申  込:11月23日(木・祝)~12月3日(日)電話または電子メール
問 合 せ:TEL 088-832-0189 メール kc-171204@city.kochi.lg.jp
     ※毎週水曜日は休園です


2023/11/08