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【大原富枝文学館】大原富枝の描いた富太郎と妻・壽衛の物語(~9/30まで企画展開催中)

大原富枝文学館は、旧本山簡易裁判所の建物を改装し、
平成3年に文学館としてオープンしました。
建物は創建当時の面影を見ることができます。


現在、大原富枝文学館では、企画展「草を褥に-小説牧野富太郎」
~大原富枝の描いた富太郎と妻・壽衛の物語~が開催されています。

ドラマ化された「植物学の父」牧野富太郎の人生を、
小説家・大原富枝が、妻の視点で描いたのが「草を褥に」という小説です。

企画展では、大原富枝の絶筆となった小説「草を褥に」の内容を
わかりやすく紹介しています。
連続テレビ小説「らんまん」をご覧になっていない方も、
小説を読まれていない方も楽しめます。

さらに、大原富枝が書き写した「富太郎に宛てた壽衛の書簡」の複写原稿や、
彼女が推敲した資料、編集者に宛てた手紙など貴重な資料をご覧頂けます。


職員の川村さんは「『草を褥に』は、妻・壽衛の視点に立って
人間・牧野富太郎を描いています。辛口に感じられるかもしれませんが、
大原富枝の作品を読んで頂くきっかけになればと思い企画展を開催しました。」
とおっしゃっています。

常設展示室では、女流文学者会での集合写真もあり、
彼女の生涯を辿ることができます。
小説家・大原富枝が生まれ育ったゆかりの地で、
自然の豊かさ・時の流れも感じて欲しいと思います。

企画展は9月30日(土)まで開催されています。


その他、大原富枝の生まれた本山町寺家には、
400種類ほどの山野草が植えられた金剛寺があります。

あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。







<大原富枝文学館・企画展>
開催期間:2023年6月4日(日)~9月30日(土)
開催時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝・祭日の場合は翌日火曜日)
高知県長岡郡本山町本山568-2
入館料:一般・大学生/300円(240円) 小・中・高校生/100円(80円)
※( )内は、団体20名以上料金
問合せ:TEL0887-76-2837
URL:https://oohara-tomie-bungakukan.net/
アクセス:
・高知自動車道大豊ICから車で約15分
・土讃線JR大杉駅から 嶺北観光バス(田井行)で、本山プラチナセンター前下車、
 徒歩1分 〈大杉駅から約20分〉
駐車場:本山町プラチナセンター駐車場をご利用ください。
※お体の不自由な方は、館庭に駐車してください。


<遍照山・金剛寺>
開門時間:9:00前後  閉門時間:16:00前後
高知県長岡郡本山町寺家 759
問合せ:TEL0887-82-0243
アクセス:高知自動車道大豊ICから車で約20分
     大原富枝文学館から車で約10分
駐車場:あり

イベント・展示 2023/06/15更新