山里の美景に癒される憩いの場
古き良き田舎の風景が広がる三原村で、さまざまな山野草が四季を彩る憩いの場所です。
高知県の絶滅危惧種 ヒメノボタンは地元の方々が毎年種子を採取して増やし、約4万株が咲き乱れる群落を楽しむことができます。
博士が歩いた道を辿る
四国の西南端に位置し、透明の海に囲まれた絶景満載の大月町。19歳の牧野博士が約1ヶ月間かけて植物採集旅行をした際のルート・植物種やスケッチ場所などを当時の日記から明らかにし、
“牧野富太郎の道”と名付けられたコースが整備されています。ツチトリモチやタマムラサキなど、博士ゆかりの植物を観察しながら追体験してみませんか?
冬の蜃気楼が演出する奇勝
11月中旬から2月中旬に、宿毛湾に沈む夕日が魅せる幻想的な光景は「だるま夕日」と呼ばれ、冬の風物詩になっています。
だるま夕日が出現するのは、冷え込みが厳しく大気と海水との温度差が大きい日。とはいえ、希少な現象なので出会えたあなたはラッキー!
観賞スポットは宿毛湾に浮かぶ咸陽島公園。干潮時には対岸から歩いて渡ることができます。
アーチ状の水平線
四国最南端の岬、「足摺岬」。展望台からは270°に渡る水平線の大パノラマを見渡すことができます。
雄大な太平洋と豊かな自然を体感できるさまざまなスポットがある景勝地です。
ハート型に見える洞門がフォトスポットに
海蝕により生まれた足摺岬の洞窟・洞門の中で最大級の大きさを誇る「白山洞門」。花崗岩の洞門としては日本一の規模を誇り、高知県の天然記念物に指定されています。
激動の人生を送った日本初の国際人
朝ドラでは、植物学の道へと主人公 万太郎の背中を押したのがジョン万次郎でしたが、ジョン万次郎こと中浜万次郎は幕末期に日本人として初めてアメリカ合衆国に渡った一人。英語や測量術、航海術を学んだ後に帰国し、国際交流に多大な功績を遺しました。
そんなジョン万次郎の銅像は足摺岬の先端にあり、雄大な大海原を見つめています。
館内展示×館外アクティビティがおすすめ
サンゴ礁が広がる豊かな竜串湾の生き物をはじめ、足摺周辺海域から高知県東部の室戸沖の深海に住む生き物まで、約350種15,000点の生き物たちを展示する水族館。
足摺の原生林や生態系を再現した展示では自然と海の恩恵を楽しみながら学ぶことができます。
水族館を出た後は、周辺のアクティビティに参加するとより理解が深まりますよ。
企画展示「牧野博士の礎を築いた土佐清水」
竜串ビジターセンターうみのわでは、土佐清水で発見され牧野博士が命名した「ヤッコソウ」など、土佐清水ゆかりの植物を中心に、牧野博士が描いた植物図を展示中。
土佐清水と牧野博士との意外な繋がりも紹介しています。
清流四万十川の恵み、ご馳走がいっぱい!
四万十川の天然の鮎・うなぎ・ツガニ・川えびに朝どれの野菜はもちろん、ゆず商品など地元の魅力たっぷりのお土産も豊富に揃う道の駅。
地元食材を使った「いつものごはん」を提供する食堂やお弁当の販売、スイーツ屋さんも併設しているので、お昼ごはんやドライブの休憩によってってください!