高知の食は、つくる人が熱々。人熱々料理

人熱々料理料理店ツアー

こうちの人熱々料理店を
リレー形式で紹介します!

高知から世界を目指すラーメン店 チョンマゲ
高知本店

07/15 UP

山本 祐大さん やまもと ゆうだい

2019年にオープンした『チョンマゲ 高知本店』。名物の玉子焼きめしをはじめ、土佐の鰹節を使ったラーメンや屋台餃子が人気のお店です。高知の美味しいものを世界へ持っていきたいと、翌年にはスペインへの出店を進めていましたが、新型コロナウイルスの影響を受けて海外進出を一時断念。ただ止まっていられないと、大阪と神戸へ店舗を展開しました。そのおかげで名物の玉子焼きめしを求めて来店する観光客が増え、オープン3年目にして高知の新定番グルメとして評価され始めています。今回インタビューに応じてくれた社員の山本さんが『チョンマゲ 高知本店』で働き始めたのも感染症が日本で広がり始めた頃でした。

25歳で新しいことにチャレンジしたいと前職の社員をしながら『チョンマゲ 高知本店』でアルバイトを始めた山本さん。働き方や雰囲気が自分に合っていると感じました。「前職はトップダウンの会社で部下から上司へ意見が言えませんでした。けれどここでは現場の声を上司が聞き、みんなで改善していく体制ができています」。約25名が関わっている高知本店ではアルバイトから社員、オーナーまでが同じメッセンジャーアプリで気づきや店の改善点を発言できる環境。山本さんは、みんなが店を良くすることを楽しんでいる姿にどんどん惹かれていきました。

“社員にならないか”と声がかかったのは、感染症が広がり飲食店の見通しがつかない時でした。「正直、気持ちは揺れていました。この店で働きたいという気持ちとこの先飲食店がどうなるかわからない現状。長い間、迷っている自分にオーナーは何度も声をかけてくれました」。自分を必要としてくれているオーナーの気持ちに応えたいと入社を決めた山本さん。社員になり県外のイベントに出店したり大阪店で研修をしたりと経験を積み、今では店長と並んでお店を運営しています。責任も大きくなり忙しくなりましたが、そんな時に思い出すのがオーナーの“高知から世界へ行く”という言葉。「初めはかっこいいなと受け身で聞いていましたができることが増えた今、自分も『チョンマゲ 高知本店』を誇れる店にしたいと、本気で働いています」。高知から世界で通用する店を目指して山本さん達は挑み続けます。

1
熱々ポイント 名物「玉子焼きめし」
お店はオープンして3年目ですが、レシピの研究を始めたのは12年前。『チョンマゲ 高知本店』開店前にオーナーが経営していたダイニングバーで提供していました。美味しさを突き詰めた結果、具材は玉子とご飯のみ。シンプルですが、今の『チョンマゲ 高知本店』にしか出せない味です。未だに研究を重ね、玉子焼きめしは進化を続けています。
2
熱々ポイント 懐かしさを感じる店内
内装は全て手作り。お酒を楽しみたいお客様が多いため、昔を懐かしみながらワイワイと楽しめる店内を意識しました。ポスターや看板も敢えてレトロなものを置いています。お客様には食事だけでなく、お店の雰囲気も楽しんでいただけたら嬉しいです。スタッフの元気と懐かしみのある店内で活気のある店作りを心がけています。
チョンマゲ 高知本店
住 所 高知市追手筋1-8-15
大原ビル1F GoogleMap
電 話 088-871-0588
営業時間 11:30~15:00 (L.O20分前)
18:00~26:00 (L.O15分前)
【金・土・祝前日】
11:30~15:00 (L.O20分前)
18:00~27:00 (L.O15分前)
【日】
11:00~20:00 (L.O15分前)
定休日 不定休
【次回の熱々店】
僕たちが紹介するのは“ジャン麺”で有名な『まんしゅう』さん。ご飯と合うラーメンをコンセプトに作られたジャン麺はクセになる美味しさ!蔦屋書店の『まんしゅう』で店長をしているワキサカ君は、若くしてお店を引っ張り頑張っているのでぜひ『人熱々料理店ツアー』で熱い人としてピックアップしてほしいです!