高知の食は、つくる人が熱々。人熱々料理

高知県ならではの食にまつわる熱々な
エピソードをご紹介! エピソードの詳しい内容は流れている炎をクリック!

【MSOさん】
昔、よく行くつけ麺屋の店員さんと仲良くなっていたのですが、ある日高知に新しい煮干しのラーメン屋ができたと聞いたので出向いてみると、仲良くなった店員さん二人で独立したお店でした。今ではもう一人の方も若者向けの大盛系のそば屋さんを経営しています。サービスとしましてはチャーシューが多めに入っていたり、食後にアイスを出してもらったりもしました。
コロナが増えてきたので、最近は足が遠のいていますが、コロナが落ち着いてきたらまた通いたいと思っています。
【OKさん】
ごく最近行った日本酒にこだわっている居酒屋で、料理にあうお酒をチョイスし、わかりやすく特徴をお話ししてくれて、自分が違いがわかる男になったようないい気分にさせてくれました。
【NSさん】
今年の春に行った居酒屋で、飲み放題コースの料理とは別に、有料で旬のお刺身を勧めてくれました(断りにくい感じで)。
人熱々接客エピソードです。
【Iさん】
外食をあまりしないので、日曜市の話です。ご自身で作られている農作物に、ものすごい愛があふれている方がたくさんいらしゃる。
自信のないものには正直にいまいちだといってくれる姿勢にも大変尊敬します。
【THさん】
半年くらい前に、アメリカンなハンバーガー屋さんに、夜遅めにテイクアウトで頼み、友達と一緒に受取に行くと「ポテト多めに入れておきました!
是非食べてください!!」といい笑顔でサービスしてくださった。女子会楽しんでね!といわれているようでした。
ちなみに頼んだ倍ぐらいでした。おいしかったです!感謝!
【HYさん】
1年ほど前に高知市介良にあるよく行く鮮魚店でカツオのたたきとアオリイカのお刺身を購入し、お金を払おうとしたら店長が、「いつも来てくれるき、今日俺が釣ったサワラの刺身持って行きや!今日しか食べれんけど、味は保証する!」とサワラのお刺身を頂きました。
とても絶品で心も舌も喜んでました。
【YMTさん】
30年ほど前のことだが、高知城近くの露店販売で、アイスクリンを買ったところ、自分の分を自分でよそわせてくれた。
【IMさん】
人に聞いた話です。20年くらい前かもしれません。
手打ちうどんの店(すでに閉店しているようです)で、その日の湿度等により水分量や打ち方を変えていて、自分の気に入らない麺となった日は、店を休みにしていたそうです。
気に入る麺が打てた日も、文句を言う客には食べさせなかった(追い出した)とかいう話も聞いたことがあります。 
【KMさん】
今、高知の魚の棚商店街が熱い!!
その商店街にあるコロッケ屋さんのお惣菜ですが、最近、都会のデパ地下レベルのものが並んでいます(いや、それ以上)。
聞くところによると、昔、都会の一流ホテルのシェフをしていた方が作っているとか。私の一番のオススメは、デミグラスソースのハンバーグです。
高知県にこんな本格的な洋食を作れる人がいるなんて、感動しました。鴨のサラダに付いているドレッシングも絶品です。タイミングが良ければ、店主が釣ってきたお魚を使ったお惣菜もあります。高知県の農家さんが作ったお野菜などを上手にアレンジして、オシャレに仕上げています。
昔ながらの商店街の雰囲気を大切にしつつ、ショーケースには斬新なお料理が並んでいる様子は、まさに温故知新。
『一期一会』を大事にし、コロナに負けず、お店と商店街を守っているご夫婦の姿にはいつも元気をもらっています。 
【NAさん】
オーダーが通ってなくて待ち時間が長くなり、お詫びにと「鶏天」をサービス(元々の注文にさらに無料プラス)してくれた。
食べきれないので断ろうとすると、「パックに入れてあげるから持って帰り!大丈夫、(衣が軽いから)食べれる!!」と強引に持たされました。 
【NAさん②】
「焼きめしのお皿に不純物が入っていたので一応伝えたところ、またまたお詫びにと「もう一人前の焼きめし」が出てきました。
半分以上食べ終えていたところに、一人前がやって来たので断ったが、「大丈夫、これくらい、いけるろう!」と、結果二人前を食べることに・・・
お腹いっぱいになったところに、さらになぜか「唐揚げ」のお土産を持たされました。
【NAさん③】
家族に聞いた話ですが、よく行く洋食屋さんで、「パンとライス」を選べるのですが、お店の方が、(当人が大のお米好きと知っているので)「今日ライスなくて・・・」 と申し訳なさそうに仰るので、「パンで大丈夫」と伝えたところ・・・その後、パンと、やや少なめライスが出てきました。
「(炊飯器の底ので固めだから お客様に出せないと思って)ライスなしと言ったが、(当人が)あまりに悲しそうだったので・・・」と、柔らかくするためにわざわざバターライスにして出してくださいました。
【NAさん④】
初めて行ったお店で注文したモーニングが、(安価なのに)想像以上にボリューミーで、「え、これ食べきれる・・・?」と思案顔でいたら、「(持ち帰り用の)アルミ(折り詰め、パック)があるき、いつでも言うてよ!」と声をかけてくれました。
また、デザートに付くはずのプリンが売り切れだったので、「これで、こらえて」と、元から多いモーニングに、パンと(本来付かない)ヨーグルトが付いてきました…熱々かは分かりませんが、高知らしい、とても気っ風の良い店主さんばかりです。
【KGさん】
学生の頃、猟師さんに狩猟の話を聞きに行ったら、炭が用意されていて、突然いのししの焼き肉パーティーが始まり、食べ続けているかぎり話をしてくれた。
【RYNさん】
20年ほど前、大学入学を機に大阪から高知に来たのですが、入学式に地元の方が振る舞ってくれた鰹のわら焼きタタキが美味しくて20年以上たった今でも鮮明に覚えています。
鰹のタタキは大阪でも食べたことはあったが、同じ料理でここまでおいしさが違うのかと驚きました。
その時に、大学を卒業しても高知に住み続けたいと思いましたし、卒業後も前職で大事な県外からのお客さん(商談)がある時には、ひろめ市場のやいろ亭の鰹のタタキをはじめ高知の食には助けられました。
【NMRさん】
10年も前のことですが、インパクトが大きく、ついこの前のことのように覚えているので。高知県内にある私の父親の実家の近くにある旅館兼ラーメン屋の話です(※最近やっているかは不明ですが、噂ではまだやっているそうです)。
家族で帰省した際、祖母と父親から、ここのラーメンが美味しいという話になり、前日に注文(本業は旅館、趣味でラーメン屋をしており前日に注文しないとスープをそもそも作っていない)。妻と一緒に行くとウワサどおり美味しく、妻と話していると、店主から、他のラーメンも美味しいよと、注文していないラーメン(しお)を急に出してくれました。夫婦で各1杯+チャーハンを頼んでいたので、テーブルもお腹もいっぱいだったが、美味しかったので食べ切ることができました。
もちろん追加されたラーメンのお代は無料でした。
【HRさん】
2014年10月に、東京の居酒屋で同僚(高知県民)の飲み会を出張先でセッティング。
乾杯で頼んだビールがぬるくて、一同「ぷはー」とならず、「何でこの店を選んだのか」と問い詰められました。(高知では、いつもキンキンに冷えたビールをさっと出してくれることに有り難みを感じました!)
出張後も、「こいつ、ぬるいビール店段取りするような奴だから」と 通常業務のできばえと併せて、評価されることも…。
高知県は、仕事の良し悪しについて、夜の店の段取りを含めて評価の対象となるんだ…と思いました。
【KTさん】
10年以上前のことですが、しばらくメニューを見てやっと注文する料理が決まり、注文したら、うちの自慢料理は●●やけど、知らんかった?とご指摘を受け、注文を変えました。
町中華のおかみさんや焼肉屋の店主さんなど色々なお店で、同じような指摘を受けます。
どのお店も自慢料理なので、とっても美味しかったです。
【REさん】
古すぎますが、1998年高知豪雨の直後。被災後に冷たい食事ばかり食べていた時、ムッシュミノルを含むいくつかのお店がボランティアで炊き出しに来てくださり、作ってくださった熱々の料理(クリームシチューなど)が人生最高の味でした。
【EBSさん】
県外のお客様に県内の野菜などを使った料理を振る舞う接待をしたいので、野菜を持ち込みたいと居酒屋へ相談したところ、快諾くださった。(持ち込んだ県産野菜は、米なす、みょうが、土佐甘とう、りゅうきゅう、にら、しょうが、新しょうが、ゆず、青ゆず、土佐文旦、小夏など)
お店の料理自体も県産食材を使った土佐料理だったうえ、接待として持ち込んだ野菜などを喜んで使用して料理にしてくれた(複数店舗で経験あり)。
【MATSUさん】
コロナ前のことですが、ひろめ市場で県外から来た2~3人グループの学生と相席になり…
「学生さん?どこから?」『岡山です』「ここで何かおいしいもん食べた?」『貧乏学生なので唐揚げくらいです(汗)』「まだおるろう?ちょっと待ちよって」
そこに、かつおのたたきの舟盛りとあかうしのホルモン炒めが配膳され、「食べ食べ!うまいき!」と一緒に宴会。
しばらく歓談した後、学生は『ほんとにおいしかったです!また来ます!』「おうおうまたきいや。いっぱいえいとこあるき(^^)/」と。
【MATSUさん②】
旬の料理を「おすすめメニュー」に書いているが、客がその料理を注文すると店員が「お目が高い!おいしいですよ!」と話し、「●●で採れた」「●●で育てた」「●●産の」と言葉が続く。
当たり前のようでなかなかできることでは無いかなぁ。店員の接客がイヤミ無く、ほんとにおいしいものを食べてもらいたい気持ちがあふれた態度で家で飲んでる雰囲気になる。
その他のお店でも、まさに「頼んでないのに店の奥からサービスが出てくる」ところは複数あります。
【MTGさん】
頻繁に通っているお店で、「若いからいっぱい食べないかん」と言ってささみ肉を大盛りにしてくれたり、自宅でランチをまねしたくて、料理のレシピ(ささみ肉にかける特製ソース)を聞いたら、最初は、「秘密だから言えない」言っていたのに、聞いているうちに材料などのヒントを教えてくれて、最終的には分量まで教えてくれた。
【UKさん】
令和4年5月に、土佐清水市の民宿でのこと。一人での宿泊だったが「刺身の盛り合わせを一人分でつくると見栄えしないので」と言って、追加料金無しで、ほぼ二人分の盛り合わせを提供してくれた。
【THさん】
わりと最近、大衆的な居酒屋さんにいってポテトサラダを注文。
食べている途中に「これをかけても美味しいで」と勝手に調味料をかけられた。
ちなみにポン酢。
【MMAさん】
高知市大津の『丸太小屋』というラーメン屋さん。学生時代、親の転勤の関係でしばらく間をあけてお店を訪れたときも覚えていてくれていた。
【KEGさん】
2015年、自分が高知県にUターンしたばかりの頃、当時開店して間もないお店(煮込みとワインのお店)で、マスターと同じUターン組であり年齢も近いこと等から、仲が良くなり、色んな試作料理を食べさせてくれた。
また、同じ「音楽」が趣味と言うことで、「地元の小学校で土日にグラウンドを借りて音楽フェスをやるという夢を語ってくれた」「閉店後に奥さんや常連さんを交えてのテキーラロシアンルーレットを開催」「市長になるにはどうしたらいいかと相談された」などたくさんエピソードがある。
【HKTさん】
半年ほど前、南国市のバイパスにある鶏ガラダシラーメンがおいしい店で、たまたま半年ぶりくらいに来店して食べていたところ、「あんた辛い物好きそうだねえ」と言われ、(いやこの鶏ガララーメン辛味ゼロなんだけど)「ええ、まあたしなむほどには」と答えたら頼んでもないのに「5段階あるけどどれにする」と言われたので「3段階目かなあ」と答えたら注文が成立したらしく、ものすごい速さでラーメンが出てきました。
ものすごい辛くて食べられませんでした。
無理強いしたからとお代は取られませんでした。
【UTさん】
数年前、知人が喫茶店(県内)のオーナーからコーヒーの淹れ方のレクを受けたそうです。
知人はコーヒーに興味がないため聞き流したそうですが、氷をどうする、というようなマニアックな話だったようです。
私も聞きたいのですが勇気がなく話しかけていません。
【YOさん】
四万十市役所周辺にあるご夫婦で経営されている居酒屋で、とても丁寧に接客してくださり、忙しい中でも「おいしそうに食べてくれてありがとうね」と声かけしてくれたこと。
また、帰る際にも深々とおじぎし「ありがとうございました」と声かけしてくれたこと。
全てのお客様に丁寧に接客をしていて、また行きたくなるお店でした。
【MKYさん】
高知駅近くの「萩の家」のシェフの話です。
古民家の”和”の雰囲気の中で、元洋食料理長のシェフがコック帽をかぶり、料理を配膳のときに説明してくれます。
こちらも質問するどんどんこたえてくれて、話がはずみ、料理に手がつけはじめられないときもあります。
【NSZさん】
最近、鳥料理の居酒屋さんにて。メニューにない料理が次々と出てくる。
3品しか頼んでないのに10品以上出てきてお腹いっぱいになった。
【YNYさん】
何年も前のことですが、香南市で知人と2人で食事をし、支払いをしようとしたら、知人が財布を持っていないことに気づき、私も貸すだけのお金を持っておらず・・・。
このことをお店の人に伝え、後日持参すると話したら、「これもご縁なので支払いはいいです」と。
この懐の広さには驚きました。(食事代は後で持って行きました)
【KSHさん】
コロナ前のこと。もともとバイク屋さんで、屋根付きのガレージで週末のみ営業しているようです。
記憶も曖昧ですが奥様が飲食店を経営するのが夢であったとかで、週末のみでの営業をし始めたエピソードを聞かせてもらったように思います。
旦那さんが仕入れたこだわりの食材を仕入れていることを語ってくれていました。
自分が美味しいと思う物を食べさせたいとの、家族に対するような気持ちでお店をされていることに感動しました。
【UMさん】
15年ほど前のよさこいの時期に、息子が県外の友だち4人と高知に帰省。
ネットで調べて人気のお店へお昼時に行くと、お客が多く、待ち時間が長かったため「遅い、まだかな。」と言っていたら、店主に、「待てんがやったら、来てもらわんでもえい。帰って!」と言われたらしい!2時間半くらい待ったようで、皆お腹ぺこぺこだったようです。
さすがいごっそう!
【HTMさん】
コロナ前、居酒屋「仙樹」の前で入ろうかな~と迷っていたら、お店のおかみさんに、高知の刺身のおいしさを力説された。
食べている途中にも、別の料理の説明をうけ、アピールされた。
【DUさん】
ごく最近、帯屋町にあるうどん屋さんに行ったとき。
子供が食べずにぐずっていたら、店員さんがやってきて、自慢の天ぷらながよ~、おいしいで~食べてみてや!ってニコニコしながら相手をしてくれた。
子供が一口食べたら、おいしかったろう、すごいねえってたくさん褒めてくれて、子供も大喜びでした。
店員さんにつられて子供もニコニコしていました。
今時、よその家の子供にここまで構ってくれるお店は少ないのでは。
【MRさん】
1年前、本山町にある和風レストラン「味楽」にて、異動で来たという話しをしたところ、店主や常連さんが地域のことや地域に対しての熱い思いを話してくれた。
【OKさん】
コロナ前の春、料理持ち寄り式の懇親会に向かう途中、上司が道脇に車を停めて春の味覚を採集。
そのまま会場で天ぷらにしました。
新鮮なものを食べさせたいという心意気を感じました。
(注:私有地での採集ではありません。)
【YKRさん】
30年くらい前、地元のケーキ屋さんで、ケーキをホールで購入して、家族でおいしく頂きました。
後日、そのケーキ屋さんの店主さんが、「納得できるものではなかったので」とホールケーキの無料券をもって家までお詫びに来られた事があります。
その無料券で購入したケーキもおいしく頂きました(正直、家族のだれも違いがわかりませんでした)。
【IZさん】
安芸市のビジネスホテル「弁長」の店員さんは、いつも「ご飯足りるかえ?」「何か疲れちゅうね」などこちらを気にかけてくれる。
暖かい心遣いが嬉しく、お昼時によく利用させてもらっている。
【YTOさん】
土佐町にある居酒屋で、ぶりのお刺身についている「ぬた」は店長手作りのぬたで、スーパーなど小袋で売られているような液状のものではなく、そのお店ですりおろされています。
そのため、葉わさびの食感やツンとした風味が感じられ、とてもおいしいです。
従業員さんが手作りだということを教えてくれて、店長さんもその後にこにこしながら、「おいしい?どう?」と聞いてくれました.店長だけでなく、従業員さんもこのぬたが好きなんだなと思いました。
【MYDさん】
2年前に四万十町の中華料理屋さんで、店長が本来4つくらいしか入れない具材のエビを、その時の人数分6つ入れてくれた。争わずに食べることができた。
【KKさん】
数年前(しかし、今でも同じと思います)、高知駅前の居酒屋「土佐」で飲み物を入れても4千円で満腹になるのに、女将さんが帰り際に「あんたらあ、お腹はったかえ・・」といいながらバナナをプレゼントしてくれました!
巨大な餃子やおにぎりもあるお店です。
【MRさん】
平成27年のこと。パンの包装には時間がかかるが、その間に「見ない顔ですね」から始まる世間話をしてくれ、「頑張って!」と飲み物をオマケしてくれた。
引っ越したばかりの時期であり、勇気づけられた。
【MCHさん】
阿閦亭さん、高知市の中央公園近くという好立地で新鮮な食材を仕入れているにもかかわらず、非常に良心的な価格で料理を提供してくれます。
店長とのコミュニケーションも面白く、職人として県外で修行していた頃の話など話題も豊富です。
注文した魚の切り身や日本酒が1人前に満たないときは、サービスにしてくれることもありますし、他のお客さんが注文した料理についても「少し食べてみる?」と試食させてくれたこともありました。
控えめに言って最高です。
【MKNさん】
コロナ前の須崎市久礼の鰹直販売店。
予算範囲内で一番たっぷり食べられるタタキと刺身の組み合わせを一生懸命考えてくれたり、小ぶりのタタキをサービスで付けてくれたりしてくれた。
【KJさん】
20年くらい前に、結婚披露宴で新郎が袴でわら焼きタタキを作って、みんなに振る舞っていた。インスタ映えする感じで面白かった。
【SYMさん】
6年以上前、宿毛市田ノ浦のお店「一休」での出来事です(ご夫婦で切り盛りしてもられました)。
宿毛で勤務していた3年間、たいていの平日の昼食は同僚と一緒にその店で食べていたため、店の夫婦も私を憶えてくれていた。
いつも頼んでいたコスパ最強の定食には、長方形の小さなビニール袋に入った味付けのりが添えられていた。
私は味付けのりを頂くまでもなく満足していたので、「私は満足ですので、この味付けのりはどうぞ別でお使いください。」というつもりで手を付けていなかった。
するとそのうち、私の定食に同僚達の定食には無い小鉢が付くようになったことに気付いた。
気遣ったつもりが気遣っていただいた、というお話でした。
【NFさん】
2020年9月頃、中土佐町に行く用事があり、ちょうどめじかの新子シーズンだったのでその場で捌いて売るオバチャンの露店に行ったのですが、行った時間が遅く(14時とかだったかな?)お目当ての新子はちょうど売り切れてしまいました。
残念そうにしていると、オバチャンが別の魚(恐らくハマチかカンパチの幼魚)をおもむろに取り出し、ささっと捌いて刺身にしました。
すると「どうせ余って家に持って帰る分やったき、お兄ちゃんら食べやー」と言って、それをタダでくれたのです。もちろん味はとっても新鮮で美味しかったです。
人懐っこくてあったかい、まさに「高知家のオバチャン」に出会った体験でした。
【SMNさん】
土佐町石原で定期的に開催されている「やまさとの市」で1年ほど前に買い物をしたときに、酒饅頭を「揚げたらおいしい」と、おばちゃんがその場で揚げてくれた。
【TGRさん】
平成23年ごろ土佐清水の居酒屋などでのエピソード。
カウンターで同僚と飲んでいる時、「アテが無いのはさみしいやろ」と、自分たちの晩ご飯用の焼き魚等々をサービスで出してくれた。
「あたし(店長)がおらん間にビールおかわりしたくなったら勝手に入れてくれ、勝手に自分で入れた分はタダにしたる」という謎の理屈で、ビール1杯分の代金で給料日前の金欠時に死ぬほど飲ませてくれた。 
【YOBさん】
5年くらい前のこと、居酒屋で、トマトの皮のが嫌いないきつけの上司が皮をとるように依頼したが、店主がおいしいからと言って断り、口喧嘩してまで食べさせた。
【KANさん】
焼き鳥居酒屋の店長ですが、いつでもメニューにないものを、頼んでもいないのに気まぐれで出してくれます。
【YYさん】
10年くらい前にとある酒蔵で、酒蔵見学の後、おちょこに少しだけ試飲をさせてもらうつもりだったのですが、いつの間にかお酒と人が大好きな酒蔵の社長とプチ宴会になっていました。そこで意気投合し、今では一緒にお酒堪能旅行に行く飲み友達です。
【NMRさん】
行きつけの喫茶店では、自分が唐揚げ定食が好きなことを知ってくれているので、日替わりメニューにない日でも頼む前から「唐揚げできるよ!」と教えてくれたり、食後の飲み物まで分かってくれている。祖父のお世話もしてくれていた。
【YKKさん】
家族の話です。姉の家まで車で1時間。行く度にスイーツや食事をかまえてくれる姉。
おばあちゃんの家で採れたカボチャを持って行けばカボチャのプリン、自分で近所の野山で採った野いちごのロールケーキ、流行りはじめのスイーツや、いなり寿司やエビ天むす(青じそ入りでおいしい!)…ご飯もばっちり用意してくれていて、スイーツはお持ち帰り用もあり!!
この3年間で9kg太った私に「あんたが太ったうちの1/3くらいは あたしのせいかもー?!」と笑う姉。ちなみに私は必死で運動して体重を戻している途中です。
【ARさん】
母が、テーブルに食事を並べるなり、まだ口にしていないおかずに限って「どう?おいしい?」と何回も聞いてくる。
【ONYさん】
約30年くらい前、関東出身の大学の同級生3人が、GW中に1泊2日で室戸の家に遊びに来たときです。
母のふるまう料理をおいしそうに食べている友人を見て、父が「もっと泊まっていき~おいしいもんをたくさん作るからたべていき~」と。
友人はアルバイトのシフトが入っているのでもう大学(徳島)の寮に帰らなきゃと言うのに、すかさず父が「お願い!」と強引にお泊まりをせがんでいました。
それくらい、郷土の料理を食べてもらいたかったんでしょうね。
【CGさん】
うちの父は釣ってきた魚やワナ猟で捕った猪肉で猪汁やおでんを作っては家族にかなりしつこく”食えや食えや”とオススメしてきます。
【IUさん】
「余らにゃ足らん」 この言葉が全てを語っていると思います。
それくらい高知の人は、サービス精神旺盛で、料理は豪勢で、世話好きで、宴会が大好きだと思います。

すでに閉店してしまっている焼肉屋「イトエ」さんですが、心温まるエピソードを複数いただきましたので紹介します。

【YMMさん】
5~6年前ですが、女将のフレンドリーなトークに、店内にいる全てのお客さんが会話に参加していた。(全員初対面)
親戚の家に帰省したような錯覚を覚えた。
【DIさん】
10年ほど前、当時、小学生の息子を連れてよく行ってました。事前に電話しておくと、熱々のご飯を炊いて用意してくれていました。
息子はご飯おかわり何杯でも無料サービス。「育ち盛りやきいっぱい食べよ!」と。
材料の野菜(丸のままのカボチャやキャベツなど)を「持って帰りや!」と持たせてくれたり、メニューにないものを「これ美味しいき焼いてみいや」と出してくれたり。「うちの店は煙がくするき、服に匂いがつかんようこれに入れとうせ」とビニール袋を渡してくれたり。
しばらくお店を閉めることになるよりも前のことでしたが、当時でもご高齢のワンオペだったので、生ビールのおかわりは客がセルフサービスで対応してました。
復活してからも何度か行きましたが、惜しまれながら閉店。イトエさんもご逝去されました。
とても残念でしたが、今もあたたかい思い出として心に残っています。

中土佐町久礼の田中鮮魚店の大将から、たくさん教わりました。
まず、カツオにはゴシといわれる、味が落ちる部分があり、さばくまでは分からないとのこと。ただ、その部分はカツオへの舌が肥えた県民性、だめな部分を出したくないという本人のこだわりから、お客さんには絶対提供したくないとの思いでより分けていると伺いました。
たしか、2割とかいう結構高い確率で出てしまうとのことだったので、 営業上も大変なロスだと思いますが、 味が落ちるものは出せない、という非常に強いこだわりを感じました。 

高知市内の海鮮居酒屋「龍馬屋」さんは、海鮮品は鮮度だけではなく熟成が大事というポリシー。
匂いが無いカツオなら・藁・松葉で香りを付ける必要はない!カツオは目利きだけでなく、切ってみないと判らない!
切ってみて納得できなければ・・客に出せない!良いものが無いと店を開けられない!などなど。
なので、注文は”お任せ”が一番良いものを出せるとのこと!!

ひろめ市場の常連さん(晩酌のため基本毎日いる)は、となりの席のお客さんが観光客であると分かった途端に、料理やお酒を振る舞ってごちそうする(ごちそうする量が半端じゃない・・)。

土佐町のイタリアンレストラン「オンベリーコ」では、美味しいもの、おなかいっぱいに食べて欲しいとの店長の思いが熱い。
赤字になるのでは?こんなに手間をかけてこの値段でいいの?とこちらが心配になる。
店長、ひとりだけど、お客を待たすこと無く、次から次へとコース料理が出てくる気配りがすごい。

新富うどんの女将さんは、小学生以下の子どもには少し冷めたうどんをお椀で提供してくれていました。

安田駅近くのお店「ゆうすい」にて、本日の魚が鰹の刺身定食を頼んで待っていると、料理人の方が出てきて、神妙な顔で、「先ほどかつおを開いたら、良くなかったので別の魚に変えさせていただきます、外から見たらきれいだったので仕入れてしまって。すみません」と謝罪にやってきました。
そのあと出てきた定食の見た目が美しい上に、代わりのお魚や天ぷらがとてもおいしくて、こだわりのある料理人の方なんだなあと感心しました。
誠実な感じとお店の雰囲気が気に入って、近くに行くと食べに行っています。他のも食べてみたいけど、初めて行ったときの刺身定食がよかったので、そればっかり頼んでしまいます。

高知市の「岡本食堂」では、県外出身の自分を息子(家族)のように接してくれるので、高知の実家だと感じている。
サッカーで高知県に来たが、選手時代からずっと応援してくれている。コロナ前は、お店の手伝いもしたりすることもあった。

中土佐町大正町市場の「ど久礼もん」で、スープカレーなのに肉ではなく魚は珍しいと思い注文、食してみると野菜も多くなかなか美味しいなと思った矢先、まさかのシシトウ大当たり。
カレーと相まって口から火を吹き慌てて水を飲む様に、スタッフさんもにわかに慌てつつ「大丈夫ですか?」。
落ち着いたところで、お詫びにとソフトクリームが差し出された。
「今のは運が悪かっただけなので、そんなことまでされなくてもいいですよ。」と言いつつもせっかくなので頂くことに。
「あれ?なんか辛いぞ」よく見るとソフトクリームのなかにショウガが。一度の食事で二度の辛味。
しかし、こちらの辛味はカレーの暑さを忘れさせ、涼しい風を連れてきてくれた。

高知県の実家の母、祖母は、お客さんが酔い潰れるとニヤニヤして、おもてなしたお客さんの「もう食べれん」が最高の褒め言葉!

須崎市にある「浮橋」に、県外出身の友人と店を訪れた際、店長が店の中を案内してくれ、店長お気に入りの店の中の釣りスポットや貝を保存している生けすを案内してくれた。
また、ロゴスパークがオープンしたことや店の近くにある「鳴無神社」が恋愛に効くと教えてくれた。
食事のあと行くところが決まっていなかったため、その話がきっかけでロゴスパークや神社に行くことになり楽しい休日になったのでありがたかったです。