高知県ならではの食にまつわる熱々な
エピソードをご紹介!
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すでに閉店してしまっている焼肉屋「イトエ」さんですが、心温まるエピソードを複数いただきましたので紹介します。
中土佐町久礼の田中鮮魚店の大将から、たくさん教わりました。
まず、カツオにはゴシといわれる、味が落ちる部分があり、さばくまでは分からないとのこと。ただ、その部分はカツオへの舌が肥えた県民性、だめな部分を出したくないという本人のこだわりから、お客さんには絶対提供したくないとの思いでより分けていると伺いました。
たしか、2割とかいう結構高い確率で出てしまうとのことだったので、 営業上も大変なロスだと思いますが、 味が落ちるものは出せない、という非常に強いこだわりを感じました。
高知市内の海鮮居酒屋「龍馬屋」さんは、海鮮品は鮮度だけではなく熟成が大事というポリシー。
匂いが無いカツオなら・藁・松葉で香りを付ける必要はない!カツオは目利きだけでなく、切ってみないと判らない!
切ってみて納得できなければ・・客に出せない!良いものが無いと店を開けられない!などなど。
なので、注文は”お任せ”が一番良いものを出せるとのこと!!
ひろめ市場の常連さん(晩酌のため基本毎日いる)は、となりの席のお客さんが観光客であると分かった途端に、料理やお酒を振る舞ってごちそうする(ごちそうする量が半端じゃない・・)。
土佐町のイタリアンレストラン「オンベリーコ」では、美味しいもの、おなかいっぱいに食べて欲しいとの店長の思いが熱い。
赤字になるのでは?こんなに手間をかけてこの値段でいいの?とこちらが心配になる。
店長、ひとりだけど、お客を待たすこと無く、次から次へとコース料理が出てくる気配りがすごい。
新富うどんの女将さんは、小学生以下の子どもには少し冷めたうどんをお椀で提供してくれていました。
安田駅近くのお店「ゆうすい」にて、本日の魚が鰹の刺身定食を頼んで待っていると、料理人の方が出てきて、神妙な顔で、「先ほどかつおを開いたら、良くなかったので別の魚に変えさせていただきます、外から見たらきれいだったので仕入れてしまって。すみません」と謝罪にやってきました。
そのあと出てきた定食の見た目が美しい上に、代わりのお魚や天ぷらがとてもおいしくて、こだわりのある料理人の方なんだなあと感心しました。
誠実な感じとお店の雰囲気が気に入って、近くに行くと食べに行っています。他のも食べてみたいけど、初めて行ったときの刺身定食がよかったので、そればっかり頼んでしまいます。
高知市の「岡本食堂」では、県外出身の自分を息子(家族)のように接してくれるので、高知の実家だと感じている。
サッカーで高知県に来たが、選手時代からずっと応援してくれている。コロナ前は、お店の手伝いもしたりすることもあった。
中土佐町大正町市場の「ど久礼もん」で、スープカレーなのに肉ではなく魚は珍しいと思い注文、食してみると野菜も多くなかなか美味しいなと思った矢先、まさかのシシトウ大当たり。
カレーと相まって口から火を吹き慌てて水を飲む様に、スタッフさんもにわかに慌てつつ「大丈夫ですか?」。
落ち着いたところで、お詫びにとソフトクリームが差し出された。
「今のは運が悪かっただけなので、そんなことまでされなくてもいいですよ。」と言いつつもせっかくなので頂くことに。
「あれ?なんか辛いぞ」よく見るとソフトクリームのなかにショウガが。一度の食事で二度の辛味。
しかし、こちらの辛味はカレーの暑さを忘れさせ、涼しい風を連れてきてくれた。
高知県の実家の母、祖母は、お客さんが酔い潰れるとニヤニヤして、おもてなしたお客さんの「もう食べれん」が最高の褒め言葉!
須崎市にある「浮橋」に、県外出身の友人と店を訪れた際、店長が店の中を案内してくれ、店長お気に入りの店の中の釣りスポットや貝を保存している生けすを案内してくれた。
また、ロゴスパークがオープンしたことや店の近くにある「鳴無神社」が恋愛に効くと教えてくれた。
食事のあと行くところが決まっていなかったため、その話がきっかけでロゴスパークや神社に行くことになり楽しい休日になったのでありがたかったです。