本川新郷土館

ほんがわしんきょうどかん

#ミュージアム

500年続く夜神楽と中世山岳文化を伝える

高知県いの町本川地区(旧本川村)の本川民俗資料館は、吉野川源流の山間に息づく独自の文化と歴史を紹介する施設です。建物にはいの町有林の杉とヒノキ、土佐しっくい、土佐和紙など地元の伝統素材を使用しています。
大永3年(1523年)発祥の本川神楽は、500年以上続く土佐唯一の「夜神楽」です。11月中旬から12月上旬にかけて各集落の神社で奉納され、神楽面や衣裳、演目の展示を通じてその歴史を体感できます。
室町時代には既に多くの寺堂が建立され、茶の湯の風習もあった本川村。標高1150mの鷹ノ巣山遺跡から出土した弥生式土器(町指定文化財)は、西日本最高地の遺跡からの貴重な資料です。
焼畑農耕、林業、冬の営みなど、自給自足の山里の暮らしを民俗資料で紹介。武具、生活道具、古文書なども展示されています。

基本情報

  • 名称

    本川新郷土館

    (ほんがわしんきょうどかん)

  • 営業時間

    8:30~17:00

  • 料金

    無料

  • 休日

    日曜日、祝日

  • お問い合わせ

    いの町教育委員会本川教育事務所
    TEL:088-869-2331

アクセス

  • 所在地

    〒781-2601 いの町長沢131-19

  • 駐車場

    あり

    無料

    ※近接の本川プラチナ交流センターに駐車可

  • 交通アクセス

    高知自動車道・伊野ICから車で約1時間

更新日 2025年10月07日

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