浄貞寺

じょうていじ

#寺社

安芸国虎氏ゆかりの古刹

高知県安芸市に佇む浄貞寺は、戦国時代に土佐国東部で最大の勢力を誇った安芸氏の菩提寺として知られる由緒ある寺院です。文明年間(1469年~1487年)に安芸元親(國虎の父)が創建し、500年以上の歴史を刻んでいます。

安芸氏は戦国時代、土佐七雄の一つとして繁栄した名族です。境内には安芸氏歴代の墓や大氏の先祖を祀る安藝神社があり、当時の栄華を今に伝えています。
江戸時代に再建された浄貞寺山門は「元親山門」「浄貞寺門」の法号で呼ばれ、元親の名を冠した貴重な建造物として知られています。また、山門には橘の紋章が刻まれた瓦や「元親」の文字が残されています。
昭和28年(1953年)に高知県保護有形文化財に指定され、昭和39年(1964年)には保存有形文化財として格上げされるなど、その歴史的価値が高く評価されています。

基本情報

  • 名称

    浄貞寺

    (じょうていじ)

  • 料金

    無料

  • 休日

    無休

  • お問い合わせ

    南国市生涯学習課
    TEL:0887-35-3081

アクセス

  • 所在地

    〒784-0020 安芸市西浜556

  • 駐車場

    あり

    無料

    普通車15台

  • 交通アクセス

    高知自動車道・南国ICから約50分
    高知東部自動車道・芸西西ICから車で約20分

更新日 2025年10月02日

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