朝倉古墳

あさくらこふん

#文化財・史跡

土佐の三大古墳のひとつ「朝倉古墳」

朝倉神社の背後、神奈備(かんなび)型の山容をもつ赤鬼山の東斜面に位置するのが、県指定史跡「朝倉古墳」です。明治初期の開墾作業で発見され、須恵器(すえき)や鉄鏃(てつぞく)、馬具などが出土したと伝えられ、高知平野を支配していた人の古墳と言われています。

現在では、横穴式石室が露出しており、玄室と羨道(せんどう)をあわせた全長は約10.3mと推定されています。特に玄室部分は長さ5.4m、幅2.6mの巨石で構成され、美しく積み上げられた石室は保存状態も良好です。

この古墳は、南国市の「小蓮古墳」「明見1号古墳」と並び、“土佐三大古墳”のひとつとして知られ、歴史や考古学に関心のある方におすすめのスポットです。

基本情報

  • 名称

    朝倉古墳

    (あさくらこふん)

  • 料金

    無料

  • 休日

    無休

  • お問い合わせ

    高知市総務部民権・文化財課
    TEL:088-832-7277

  • 備考

    ※現地は見学できますが、墳丘に登ることや石室の中に入ることはできません。 ※道中、数メートルの山中があるため、長ズボン、運動靴推奨

アクセス

  • 所在地

    高知市朝倉丙

  • 駐車場

    なし

  • 交通アクセス

    高知自動車道・高知ICから車で約20分
    鉄道:JR旭駅下車、徒歩25分
    バス:「朝倉神社前」下車、徒歩10分
    路面電車:「朝倉神社前」下車、徒歩10分

更新日 2025年07月28日

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