近藤長次郎邸跡

こんどうちょうじろうていあと

#文化財・史跡

水道町に残る非業の志士の足跡

高知市水道町、河田小龍塾跡から北へ進んだ道端に、近藤長次郎邸跡の碑が建立されています。天保9年(1838年)、餅菓子・饅頭屋の息子としてこの地に生まれた長次郎は、「饅頭屋長次郎」とも呼ばれました。少年時代から近隣の坂本龍馬と親交を持ち、後に河田小龍、勝海舟の門下に入ります。長州藩の外国船砲撃事件の調停や、亀山社中周旋役としてユニオン号購入を成功させるなど、龍馬を支える重要な役割を果たしました。しかし、長州から得た報賞金による独断でのイギリス留学計画が社中規定に反したため露見し、慶応2年(1866年)に29歳で切腹。龍馬がその死を深く惜しんだ天才志士の足跡を、この碑が今に伝えています。

基本情報

  • 名称

    近藤長次郎邸跡

    (こんどうちょうじろうていあと)

  • お問い合わせ

    高知市観光魅力創造課
    TEL:088-803-4319

アクセス

  • 所在地

    〒780-0901 高知市上町2丁目9

  • 駐車場

    なし

  • 交通アクセス

    高知自動車道・高知ICから車で約15分
    鉄道:JR円行寺口駅下車徒歩15分
    バス:とさでん交通バス「上町二丁目」下車すぐ
    路面電車:とさでん交通 路面電車「上町二丁目」下車徒歩3分

更新日 2025年10月01日

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