高知の地震災害史~紡がれた記憶と記録~【高知城歴史博物館】
本展では、江戸時代以降に高知を襲った南海トラフ地震を中心に取り上げます。古文書・絵画・写真など多様な資料から、これまでの被害や災害への人々の向き合い方を探ります。
そして、過去を伝える歴史資料は、近年多発する災害や日常的な継承の課題により散逸の危機に直面しています。高知県内の事例を中心として、資料を守り、伝える活動もあわせてご紹介します。
- 名称
- 高知の地震災害史~紡がれた記憶と記録~【高知城歴史博物館】
- 開催日時
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2025年3月20日(木・祝)~5月25日(日)
9時~18時
日曜のみ8時00分~18時00分
※展示室への入室は閉館30分前まで - 開催場所
- 高知県立高知城歴史博物館 (高知市 追手筋2-7-5)
- 料金
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観覧料
※4/1より※
●800円(常設展含む、団体20名以上640円)
●高知城とのセット券1040円(常設展含む)
※3/31まで※
●700円(常設展含む、団体20名以上560円)
●高知城とのセット券900円(常設展含む)
●高校生以下の方は無料(名札や学生証等ご掲示ください)
●高知県・高知市長寿手帳をお持ちの方は無料(長寿手帳をご掲示ください)
●身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者と介護者1名は無料(各手帳をご掲示ください)
- 交通アクセス
- 高知ICから約15分JR高知駅下車、徒歩25分JR高知駅からとさでん交通バスで「高知城前」下車、徒歩約2分とさでん交通路面電車「高知城前」下車、徒歩約2分
- お問い合わせ
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高知県立高知城歴史博物館
電話番号:088-871-1600 - ホームページ
- https://www.kochi-johaku.jp/
- https://www.facebook.com/johaku.kochi/
- https://x.com/kochijishin_exh
- 他SNS
- https://x.com/kochi_johaku
みどころ
一、記録にみる被害の多様性
過去の南海トラフ地震では、津波のほか倒壊や火災、土砂崩れなど様々な要因による犠牲者が出ています。遺された記録から、地震被害の実態を考えます。
一、初公開資料の数々
本展開催にあたり、県内全域で地震被害を伝える資料の調査を行いました。被災者の記録や被災地の写真など、初公開の資料にも注目してください。
一、地域の歴史文化を守り、伝える
平成7年(1995)の阪神・淡路大震災以降、地域に遺された歴史資料を守り伝える活動への関心が全国的に高まっています。県内での活動やその成果をご紹介します。
Xアカウント
企画展「高知の地震災害史~紡がれた記憶と記録~」@高知城博
企画展「高知の地震災害史~紡がれた記憶と記録~」(2025年3月20日~5月25日@高知城歴史博物館)のアカウントです。 本展担当Mが、展覧会の準備から閉展まで、地震にまつわる話や活動記録をお伝えします。
関連行事
①記念講演会「地域の記憶を守り伝える ~阪神・淡路大震災30年の経験から~」
開催日時:令和7年5月17日(土)14:00~15:30
〈講師〉奥村弘氏(神戸大学名誉教授)
〈定員〉事前申込・先着80名
〈会場〉当館1階ホール
〈参加費〉無料
②講座「高知の地震災害史」
開催日時:令和7年4月12日(土)14:00~15:45
〈講師〉水松啓太(当館学芸員)
〈定員〉事前申込・先着80名
〈会場〉当館1階ホール
〈参加費〉無料
③めざせ!石碑マスターの道
開催日時:令和7年5月11日(日)9:30~15:30
〈講師〉谷川亘氏(国立研究開発法人海洋研究開発機構高知コア研究所主任研究員)・水松啓太(当館学芸員)
〈対象〉小学校5年生~高校生 ※保護者同伴可
〈定員〉事前申込・先着15名
〈集合場所〉当館1階ホール
〈参加費〉無料
※1・2・3の共通事項
〈申込方法〉電話・FAX・ハガキにて氏名・住所・電話番号をご連絡ください。
〈申込受付開始日〉3月11日(火)9:00~
体験して学ぼう!防災セミナー
10:00~11:00・13:30~14:30
〈講師〉楠瀬淳司氏、岡林哲史氏((株)フタガミ防災アドバイザー)・水松啓太(当館学芸員)
〈集合場所〉当館1階実習室
〈参加費〉無料(申込不要)
〈協力〉(株)フタガミホームセンター部
学芸員による展示解説会
〈日時〉いずれも土曜日10:30~11:00
〈会場〉当館3階特別展示室
〈参加費〉無料(要観覧券/申込不要)
「子どもたちの学習成果展」
〈概要〉南海トラフ地震の歴史を学んだ子どもたちが作成した学習成果作品を展示します。
〈参加校〉高知県立盲学校・高知市立三里中学校・私立土佐女子中学高等学校
〈展示場所〉当館2階エントランスホールほか