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南国市は土佐稲作発祥の地と言われる高知平野に位置し、古くから文化交流の地、県内の東西の交通の要衝として商業を中心に栄えてきました。平安時代には国衙（国庁）が置かれ、紀貫之が国司として赴任していた地です。国衙跡周辺には、貫之邸跡、国分寺、比江廃寺塔跡があり、一千年の昔を偲ばせます。戦国武将・長宗我部元親の居城跡がある岡豊山には県立歴史民俗資料館があり、長宗我部氏と岡豊城跡の資料の展示、平成27年５月に完成した長宗我部元親飛翔之像など見所満載です。市北部には、坂本龍馬の祖先が暮らした才谷地区があり、才谷龍馬公園には龍馬が自らを「才谷梅太郎」と名乗ったことにちなんで植えられた梅が毎年紅白の花を咲かせます。長尾鶏センターでは国の特別天然記念物に指定されているオナガドリを見学でき、西島園芸団地ではメロン、マンゴー、イチゴなど旬のフルーツを味わえます。また、令和３年３月、商工業が盛んな南国市の中心部に、ものづくりによる地域活性化の拠点施設「海洋堂SpaceFactoryなんこく」がオープンし、協定を締結している、世界的な知名度と優れた造形のノウハウを持つ㈱海洋堂とともに、「ものづくりのまち南国」をＰＲしていきます。市内南部に位置する高知龍馬空港は県内唯一の空港であり、高速ＩＣ、ＪＲや路面電車が走っておりアクセス抜群です。ぜひお気軽に南国市にお越しください。