アスファルトの道から一歩踏み込むと、まるで数万年前の時代にタイムスリップしたかのような景色が目に飛び込んできます。
この洞窟は周辺が海だった頃、波の浸食により出来た天然の海食洞で、高さは約5m、幅は約4m、全長約40m。
この洞周辺には天然記念物のシダ植物が自生していて、その数は確認されているだけでも40種類ほど。1ヶ所に多くの種類のシダが共生しているのはとても珍しく、大正15年にこのシダ群落すべてが国の天然記念物に指定されました。
標高360mの山林を整備した自然公園で、伊尾木洞の奥にあります。
展望台からは、安芸市街や太平洋が見渡せ、つつじや桜、もみじなどが植えられて、四季折々に楽しめます。