
このコースは、「日本の植物学の父」と称される牧野富太郎の生涯をテーマに、高知市から佐川町へとたどる日帰りプランです。生誕の地・佐川町と、94歳まで植物と向き合い続けた情熱が凝縮された牧野植物園を組み合わせることで、偉人の軌跡を肌で感じることができます。歴史・文化に関心のある方や、連続テレビ小説「らんまん」をきっかけに高知を訪れる方に特におすすめ。レンタカーまたは公共交通機関で巡れるコース設定で、植物の知識がなくても十分に楽しめます。
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9:30
高知県立牧野植物園
五台山に広がる、博士の植物への愛が詰まった聖地
高知市、五台山の山頂付近に広がる牧野植物園は、1958年の開園以来、牧野富太郎が命名・研究した植物を中心に約3,000種類を四季折々に展示しています。展示館では直筆の植物画や研究ノートなど貴重な資料を公開。植物と資料展示の両方を楽しめるのが大きな魅力です。園内のいたるところに刻まれた富太郎自身の言葉が、植物を愛し自然の中に生きることの喜びを静かに伝えてくれます。
基本情報
車で約50分
2
13:00
牧野公園
草木の精が生まれた土地で、その原点に触れる
高知市から西へ約50km、清流と山に囲まれた佐川町は、1862年に牧野富太郎が生まれた町です。町の中心部に位置する牧野公園には生誕地の碑や銅像が設けられており、「雑草という草はない」という言葉で知られる富太郎の植物への敬意をあらためて感じることができます。春には約400本の桜が公園を覆い、幼少期の富太郎が駆け回った佐川の自然を今に伝えます。周辺には江戸時代の城下町の面影を残す町並みも広がり、散策とあわせて高知の歴史の奥行きも楽しめます。
基本情報
所在地
佐川町 甲2458
3
14:00
佐川町の町並み
造り酒屋の面影が残る、城下町の静かな通りを歩く
牧野公園のすぐそばに広がる佐川町の中心部には、江戸時代に土佐藩筆頭家老・深尾氏の城下町として栄えた頃の面影が今も残っています。白壁の土蔵や商家建築が軒を連ねる通りは、当時の繁栄をしのばせる落ち着いた佇まいです。富太郎の生家「岸屋」もこの一帯で酒造業を営んでおり、町の風景はそのまま富太郎が幼少期に見ていた景色の面影を伝えています。散策しながら、一人の少年がここから世界的な植物学者へと歩み出したことに思いを馳せてみてください。
基本情報
所在地
佐川町 上町地区
車で約30分
4
15:30
横倉山
富太郎が植物採集に通い続けた、植物の宝庫
佐川町の南西に位置する横倉山は、牧野富太郎が生涯にわたって植物採集に訪れた山として知られています。標高約800mの山中には、富太郎がここで発見・命名した植物をはじめ、四国でも有数の多様な植物が自生しており、植物学的にも価値の高い場所です。また、四国西部ジオパークのジオサイトにも認定されており、独特の地質と豊かな自然が組み合わさった景観も見どころのひとつ。富太郎がどんな眼差しでこの山を歩いたのかを想像しながら、木漏れ日の中を歩くと、植物学者の情熱がより身近に感じられます。登山道が整備されているため、無理のないペースで自然を楽しめます。
基本情報
所在地
越知町 横倉山








