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高知の街を走る「とさでん」の歴史

運行の始まりは、1904(明治37)年5月2日。
当時は、全国で10番目の運行だった高知の路面電車ですが、現役の路面電車では日本最古の歴史を持ちます。
路線総延長は日本最長の約25.3km。
東西に延びる後免町〜伊野間(約22.1km)と、南北の高知駅前〜桟橋通五丁目間(約3.2km)を結び、国内最長の路面電車ネットワークとしても知られています。
車両デザインも多彩で、広告ラッピング車両やキャラクター電車が走るのも楽しみのひとつ。昔ながらの車両と新型車両が混在しているのも、高知の特長ある風景です。
路面電車ってどうやって乗るの?
運賃

支払いは降車時です。
利用できるのは
・現金
・ICカード「ですか」
の2通り。電子マネーや全国交通系ICカード等の利用はできないのでご注意を。
※車内両替機は1,000円札のみ対応(新旧ともに使用可)。高額紙幣は利用できないため、事前準備がおすすめです。
また、対象区間が乗り放題になる一日乗車券など、お得な乗車券も販売されています。
乗車方法

乗車の際は、行き先表示を必ず確認するのがポイント。
同じ方面でも行き先が異なる場合があります。
行き先を確認したら、電車の進行方向に対して後ろ側の扉より乗車します。

現金払いと一日乗車券などを利用の場合は、乗車口にある整理券を忘れずに取りましょう。ICカード「ですか」を利用する場合は、入口のICカードリーダーにタッチ。
降車方法

降りる停留場(電停)が近づいたら、車内の降車ボタンを押します。
進行方向前方の扉から降車します。
・現金…運賃と整理券を運賃箱へ。おつりは出ないので、両替が必要な場合は事前に両替機をご利用ください。
・ICカード「ですか」…出口のICカードリーダーにタッチ。
・一日乗車券など…運賃箱に整理券を入れて、運転士に乗車券の券面を提示。
乗り換え

東西線と南北線をまたぐ場合は、乗り換えが必要になります。現金で支払う場合は、乗り換える電停で運賃を支払う際に、「乗り換え券」を運転士から受け取ります。
※はりまや橋電停とデンテツターミナルビル前電停が乗り換え拠点で、指定電停以外では乗り換え・乗り継ぎできないのでご注意を。

乗り換え例:高知駅前→県庁前
① 高知駅前から桟橋行き(南北線)に乗車。
② はりまや橋(4番乗り場)で一度降車。
運賃支払い時に「乗り換え券」を運転士から受け取る。
③ 徒歩で、はりまや橋(2番乗り場)へ。
東西線を走る(県庁・大橋通り方面)電車に乗り、目的地の県庁前で降車の際、整理券と乗り換え券を運賃箱に入れる。
※ICカード「ですか」…乗り換え前の電車、乗り換えた後の電車でそれぞれ、入口と出口のICカードリーダーにタッチ。
※一日乗車券など…運転士に乗車券の券面を提示。
お得な乗車券

いろいろな観光地を巡るなら一日乗車券などのお得な乗車券が便利。
市内均一区間用と全線用があり、紙のチケットは電車内や高知駅前観光案内所「とさてらす」で購入できるほか、モバイルチケットはアプリでも購入可能です。
【販売中のお得な乗車券】
①「電車市内一日乗車券」(対象路線:市内均一区間)
②「電車市内24時間乗車券」(対象路線:市内均一区間)
③「電車全線一日乗車券」(対象路線:全線)
④「電車全線24時間乗車券」(対象路線:全線)
⑤「バス・路面電車一日乗車券」(対象路線:電車市内均一区間・とさでん交通バス)
※②と④はモバイルチケットのみ
【購入可能アプリ】
1台のスマートフォンで複数枚購入可能。※アプリによって枚数制限があります。
① 「乗換案内」(ジョルダン モバイルチケット)
② 「RYDE PASS」(RYDE社 モバイルチケット)
③ 「しこくるり」(四国観光・旅アプリ内)
アプリで購入すれば、降車の際に運転士に画面を見せるだけでOKなので観光客にも使いやすい仕組みです。
路面電車で行ける高知市内のランドマークをご紹介!
これぞ高知!の記念撮影スポット「はりまや橋」

木造の敷板に朱色に輝く欄干がよく映えた、高知の名物スポット。その歴史は古く、よさこい節の一節にもなった純信とお馬さんという、2人の恋物語の舞台でもあります。高知には欠かせないシンボルのひとつです。
移動時間:高知駅前から約7分(高知駅前→はりまや橋→徒歩/乗り換えなし)
最寄電停:はりまや橋(4番乗り場)
高知の食文化が楽しめる街のフードコート「ひろめ市場」

高知県が誇る酒文化を存分に楽しむことができる、約60店舗が軒を連ねる屋内型飲食市場。お酒はもちろんのこと、高知の食材を思う存分楽しめる、観光必須のスポットです。
移動時間:高知駅前から約18分
(高知駅前→はりまや橋(4番)→徒歩→はりまや橋(2番)→大橋通→徒歩/乗り換え1回)
最寄電停:大橋通
街の中心から県民を見守るように建つ「高知城」

初代土佐藩主としてその繁栄を築いた、山内一豊が築城した「高知城」。
高知市の中心に位置しており、築城から現代まで、ほぼそのままの形で天守が残っている「現存天守」で、全国でも数少ない城郭のひとつです。天守と追手門が1枚に収まる写真スポットにもご注目を。
移動時間:高知駅前から約27分
(高知駅前→はりまや橋(4番)→徒歩→はりまや橋(2番)→高知城前→徒歩/乗り換え1回)
最寄電停:高知城前
懐かしさが残る、自然を感じられる遊び場「和の森 わんぱーくこうち」

遊園地と動物園が融合した大規模公園。園内には、観覧車やメリーゴーランドが楽しめる「プレイランド」や、約90種類の動物たちと出会える「アニマルランド」などがあり、ファミリー層に人気のスポットです。入場無料(※一部有料遊具あり)。
移動時間:高知駅前から約30分
(高知駅前→桟橋車庫前→徒歩/乗り換えなし)
最寄電停:桟橋車庫前
日本最古・最長の路面電車で一味違う観光を

高知の路面電車は、単なる移動手段ではありません。
車窓から見える街並み、交差点を曲がる音、車内に吹く風に身を委ねれば、観光地へ向かうその時間さえ、きっと旅の思い出になります。
“ネイティブ高知”を感じるなら、まずは一度、路面電車に乗ってみてください。
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