【高知県立牧野植物園】企画展「牧野富太郎物語~ある植物分類学者の生涯」
好評のうちに幕を閉じたNHKの連続テレビ小説「らんまん」。そこでは「槙野万太郎」や妻「寿恵子」をはじめ、さまざまな魅力的な登場人物が、珠玉のストーリーを紡ぎ出しました。その主人公のモデルとなった牧野富太郎をはじめ、彼を支えた家族や交流した仲間や支援者たちに、これまでにない関心が寄せられています。
本展では、富太郎が何を成し遂げて、どう生きたか、史実にもとづいた富太郎の業績と植物一筋の人生を、ドラマに登場した植物や植物図、数多くの逸話や牧野文庫に収められた貴重な資料を通して、改めて浮き彫りにします。
第1会場 牧野富太郎の一代記
牧野富太郎の生涯を概観します。土佐に生まれ、大志を胸に上京した富太郎。「日本に生育する植物をすべて明らかにする」ことを目標に掲げ、全国を踏査して押し葉標本を収集し、未知な植物に名を与え、ついには集大成となる『牧野日本植物図鑑』を刊行しました。日記をはじめ研究ノート、書簡等の豊富な資料を展開して、「らんまん」のエピソードを散りばめながら紹介します。東京大学で発見された富太郎が台湾調査で採集した標本は、全国初公開となります。
第2会場 植物へ注ぐ富太郎のまなざし
植物図の名手として知られる富太郎が描いた精緻な植物図を一堂に展覧。「らんまん」のタイトルバックに使用された植物図や週タイトルとなった植物の図、処女作『日本植物志図篇』や渾身の作『大日本植物志』に描かれた植物図は圧巻です。富太郎の植物図の特徴は、植物の種の典型を描いていること、全形図、花弁や葉、毛の状態、雄しべや雌しべなどの部分図や拡大図、内部構造までを描き、ひとつの画面にバランスよく配置させて全体像を示すことにあります。科学的であり、かつ芸術性を兼ね備えた植物図をじっくりとご観賞いただけます。
「らんまん」の一場面を再現、ドラマに登場した小道具たちも!
「らんまん」の一場面を再現したコーナーが登場。「絶景かな〜、絶景かな〜」とヤマザクラの植物図を見上げた「寿恵子」と「万太郎」。十徳長屋に入って寝転び、植物図を見上げることができます。また、「らんまん」に登場した当園が制作した押し葉標本や使用された胴乱や野冊などの小道具を展示します。
本展では、富太郎が何を成し遂げて、どう生きたか、史実にもとづいた富太郎の業績と植物一筋の人生を、ドラマに登場した植物や植物図、数多くの逸話や牧野文庫に収められた貴重な資料を通して、改めて浮き彫りにします。
第1会場 牧野富太郎の一代記
牧野富太郎の生涯を概観します。土佐に生まれ、大志を胸に上京した富太郎。「日本に生育する植物をすべて明らかにする」ことを目標に掲げ、全国を踏査して押し葉標本を収集し、未知な植物に名を与え、ついには集大成となる『牧野日本植物図鑑』を刊行しました。日記をはじめ研究ノート、書簡等の豊富な資料を展開して、「らんまん」のエピソードを散りばめながら紹介します。東京大学で発見された富太郎が台湾調査で採集した標本は、全国初公開となります。
第2会場 植物へ注ぐ富太郎のまなざし
植物図の名手として知られる富太郎が描いた精緻な植物図を一堂に展覧。「らんまん」のタイトルバックに使用された植物図や週タイトルとなった植物の図、処女作『日本植物志図篇』や渾身の作『大日本植物志』に描かれた植物図は圧巻です。富太郎の植物図の特徴は、植物の種の典型を描いていること、全形図、花弁や葉、毛の状態、雄しべや雌しべなどの部分図や拡大図、内部構造までを描き、ひとつの画面にバランスよく配置させて全体像を示すことにあります。科学的であり、かつ芸術性を兼ね備えた植物図をじっくりとご観賞いただけます。
「らんまん」の一場面を再現、ドラマに登場した小道具たちも!
「らんまん」の一場面を再現したコーナーが登場。「絶景かな〜、絶景かな〜」とヤマザクラの植物図を見上げた「寿恵子」と「万太郎」。十徳長屋に入って寝転び、植物図を見上げることができます。また、「らんまん」に登場した当園が制作した押し葉標本や使用された胴乱や野冊などの小道具を展示します。
- 名称
- 【高知県立牧野植物園】企画展「牧野富太郎物語~ある植物分類学者の生涯」
- 開催日時
- 2023年11月3日(金・祝)~2024年5月12日(日) 9:00~17:00(最終入園16:30)
- 開催場所
-
高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館展示館 企画展示室・植物画ギャラリー
( 高知市 五台山4200-6 ) - 料金
- 一般730円(高校生以下無料)
- お問い合わせ
- 088-882-2601
- ホームページ
- https://www.makino.or.jp/event/detail.php?id=755
最終更新日 2023年11月16日