四万十町古城の施餓鬼大念仏

せがきだいねんぶつ

#歴史・伝統行事


毎年8月6日、四万十町古城にある観音堂で行われる「施餓鬼大念仏(せがきだいねんぶつ)」は、地域に長く受け継がれてきた供養行事です。夕暮れから夜にかけて、太鼓と鉦(かね)の響きが境内に鳴り響き、独特の雰囲気に包まれます。

この行事は「神念仏」と「御刀念仏(おとうねんぶつ)」の二部構成。神念仏では、太鼓と鉦にあわせて念仏を唱え、静かにご先祖さまや地域の守り神に祈りを捧げます。

後半の御刀念仏では、山伏が登場し、東西南北に向かって口上を述べると、太刀や団扇、箒(ほうき)などを手にした人々が登場。それぞれが太鼓のリズムに合わせて所作を行いながら境内を巡ります。草を刈る動きや掃き清める動きなど、自然や空間を整えるような意味合いが込められており、厳かな中にもどこか躍動感を感じさせます。

地元の方々の手によって丁寧に守られてきたこの行事は、静かで幻想的な夏の夜を体験できる貴重な機会。地域の歴史や信仰に触れるとともに、心がふっと静まるようなひとときを過ごせるでしょう。

基本情報

  • 名称

    四万十町古城の施餓鬼大念仏

    (せがきだいねんぶつ)

  • 営業時間

    8月6日

  • お問い合わせ

    四万十町役場
    TEL:0880-22-3111

アクセス

  • 所在地

    四万十町地吉 観音堂

更新日 2025年07月27日

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