白王八幡宮はくおうはちまんぐう

“皇”の文字が隠された、平家一族の武運を祈り建立された八幡宮
安徳天皇が、平家一族の武運と再興を祈り建立したと言われるのが白王八幡宮である。“白王”は“皇”の字を割いて2字としたもので、源氏に見つかることを恐れ、秘密にするためだったと伝わっている。
近くにある上名野川地区の安徳天皇ゆかりの地に黒王というのがあり、ここには黒王神社がある。これは白王八幡宮が“皇”であることを、ひいては安徳天皇の所在を覆い隠すため、白王と黒王で対立せしめたのではないかと目されている。
ちなみに、都地区の手前の別枝地区で行われる土佐の三大祭のひとつ「秋葉まつり」は、安徳天皇を守る見張り役5勇士の1人で信仰心に厚い佐藤清巌が関東の目黒不動・遠州秋葉山から火の神秋葉様2体を別枝に勧請し、祭祀したことが始まりと言われている。
白王神社とも呼ばれる。
名称
白王八幡宮
(はくおうはちまんぐう)
所在地
781-1500 吾川郡仁淀川町吾川郡仁淀川町都
交通アクセス
高知市から車で約2時間10分
お問い合わせ
仁淀川町役場企画課
電話:0889-35-1082
ファックス:0889-35-0571
最終更新日 2016年04月18日