伊都多神社いづたじんじゃ
のちの尊王攘夷思想につながった庄屋同盟の発端
幕末には商人たちが経済力を生かして力を持ちつつある反面、郷浦(農村と漁村)の庄屋たちは頻繁に転勤を命じられ、困窮していた。天保8年(1837年)、伊都多神社の祭礼の際、本来末席に座るべき町の庄屋が、郷浦の庄屋の上に座ろうとしたことを発端に、郷浦の庄屋たちが古式復帰を求めて庄屋同盟を結んだ。同盟文には尊王思想が盛り込まれ、次の世代の庄屋層の多くが、同じ尊王思想を持つ土佐勤王党へ入って活躍した。
- 名称
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伊都多神社
(いづたじんじゃ)
- 所在地
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783-0094 南国市前浜414-イ
- 料金
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無料
- 休日
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無休
- 駐車場
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無料
- 交通アクセス
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高知自動車道南国ICから、車で25分
とさでん交通バス「伊都多神社前」下車すぐ
- お問い合わせ
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最終更新日 2016年04月18日