安田八幡宮

安田家代々の鎮守として信仰を集める古社
安田町役場の西方に鎮座する安田八幡宮は、戦国時代の領主・安田三河守によって創建されたと伝えられる歴史ある神社です。鎌倉時代に安田に移住した椎宗氏が安田を領有し、地名から安田氏を名乗り、領地の鎮守として安田八幡宮を造営しました。安田家代々の氏神として特に信仰が厚く、度々神殿の新築や改装が行われ、社領も寄進されてきました。足摂津彦命・気長足姫命・応神天皇を祭神とし、昔から安田・西島・唐浜・東島・中山・馬路の総鎮守として崇敬されています。参道の玉垣を構成する石柱には、八幡宮に信仰を寄せる寄進者の名や、天明35年(1815年)、天保13年(1843年)、嘉永元年(1848年)などの寄進年月が刻まれ、山形屋・久保屋・松屋・加茂屋・福枡屋・北方屋・浦古屋など屋号の彫られた石柱が並び、廻船や林業がもたらした安田の繁栄振りが偲ばれます。高知県指定有形文化財「大般若経541帖」を所蔵する、地域の歴史と文化を伝える貴重なスポットです。
名称
安田八幡宮
(やすだはちまんぐう)
所在地
781-6421 安芸郡安田町安田
お問い合わせ
安田町教育委員会
電話番号:0887-38-5711

アクセス

所在地
781-6421 安芸郡安田町安田
交通アクセス
車:高知市内中心部から、車で約1時間20分
最終更新日 2025年10月01日