廣井勇像(広井勇)

ひろいいさみ ぞう

#銅像・記念碑

高知が生んだ日本近代土木工学の第一人者

日本初のコンクリート製外洋防波堤を建設した、日本近代土木工学の第一人者です。
幕末に土佐藩(現在の高知県)の佐川町に生まれ、植物学者・牧野富太郎とともに、藩校「名教館(めいこうかん)」で学びました。
明治維新前後の混乱に苦労して学び、札幌農学校北海道で学んだ後にアメリカやドイツに留学、河川や橋梁の工事に従事しました。帰国して間もなく小樽港の建設に携わり、北防波堤を建設しました。当時はお雇い欧米人でも成功が難しい土木事業でしたが、廣井勇の作った防波堤は100年経った今も壊れることなく当時のまま使われており、2000年には公益社団法人土木学会から「土木学会選奨土木遺産」に選ばれました。
その後、東京帝国大学の教授となり、教え子の中には八田與一らがいました。

1862年10月24日生れ~1928年10月1日没

基本情報

  • 名称

    廣井勇像(広井勇)

    (ひろいいさみ ぞう)

  • お問い合わせ

    さかわ観光協会
    TEL 0889-20-9500 

アクセス

  • 所在地

    佐川町上町地区

  • 駐車場

    あり

    無料

    近隣に観光駐車場あり

  • 交通アクセス

    高知自動車道・伊野ICから車で約30分
    鉄道:JR四国 土讃線 佐川駅 から徒歩約7分

更新日 2025年10月28日

近隣の観光スポット