天神の大杉

樹齢800年の大杉と苔の絨毯に覆われた境内
高知県香南市香我美町の天満宮境内にそびえる「天神の大杉」は、樹高約55m、幹周り約9.5m、推定樹齢800年の巨木です。1943年に国の天然記念物に指定され、四国に生育するスギの中でも特に貴重な存在として知られています。
過去2度の火災に見舞われ、昭和46年(1971年)春には3日間も燃え続ける大火に遭いました。幹には今も修復の痕が残りますが、驚くことに樹勢は衰えず、むしろ近年の方が青々としているという報告もあります。
周辺のスギ・ヒノキ林を遥かに超える高さで、相当遠方からでもその姿を確認できます。かつて植物学者の中井猛之進博士が、小枝が細く垂れ下がる特徴から「コウチスギ」と変種命名したこともある、独特の樹形を持つ巨木です。
境内は一面が緑の苔で覆われ、絨毯のような美しさです。
名称
天神の大杉
(てんじんのおおすぎ)
所在地
781-5451 香南市香我美町尾の上山南天満宮
料金
無料
休日
無休
お問い合わせ
香南市教育委員会生涯学習課
TEL:0887-50-3022

アクセス

所在地
781-5451 香南市香我美町尾の上山南天満宮
駐車場
あり 無料
交通アクセス
車:香南かがみICから10分
最終更新日 2025年10月02日