お遍路の基礎知識

お遍路用語

お遍路四国八十八カ寺を巡ること。または巡る人。
お接待地元の人々が巡拝者に食べ物や飲み物を提供する施し。
同行二人どうぎょうににん。弘法大師といつも一緒に歩いているという意味。菅笠などにも書かれている。
先達豊かな巡拝経験を持ち、お遍路に詳しい人のこと。
打つ札所を巡拝すること。
一国打ち四国四県の一県のみを巡拝すること。
逆打ち88番札所から逆に1番札所まで巡ること。
御詠歌ごえいか。霊場巡拝で歌う短歌体の賛歌。各札所に掲げられていることが多い。
結願八十八カ寺をすべて巡拝し終えること。(し終えたこと)

巡礼用品の色々


参拝の手順


大日寺、納経所でご朱印をいただくお遍路さん
1.山門(仁王門)で一礼する
2.手水(ちょうず)を使って手と口をすすぐ
(左手、右手、左手の水で口をすすぐ)
3.鐘楼で鐘をつく
(参拝後は「戻り鐘」といって縁起が悪いので必ず参拝の前につく。※鐘をつける札所のみ)
4.本堂で納め札を納める
5.灯明と線香、賽銭を上げる
6.合掌し読経(大師堂でも同じ)
7.納経所で料金を払い納経帳にご朱印をいただく
8.山門から出る時は一礼して去る