35番 清滝寺

第三十五番 醫王山 鏡池院 清滝寺(いおうざん きょうちいん きよたきじ)

【御詠歌】澄む水を汲めば心の清瀧寺波の花散る岩の羽衣
【真言】おん、ころころ、せんだり、まとうぎ、そわか
清滝寺へはみかん畑の間、車が1台分通れるほどの細い坂道をくねくねと登る。最近は交通安全の薬師として車の祈願にくる人が多い。 お堂の横には清滝の名のとおり、小さな滝がある。弘法大師が7日間の修行を終え、 金剛杖で壇前を突いたところ、水が湧き出て滝となったといわれている。

■本堂と大師堂

如来像の横にある本堂と大師堂
龍の絵が描かれた山門から石段を登って行くと、正面に唐破風の本堂と大師堂が並んでいる。
12mの如来像と戒壇めぐり
本堂前には高さ12mの薬師如来像があり、ご真言を唱えながらこの像の胎内くぐりをすれば、厄除けにご利益があるとされる。台座の中は戒壇になっていて、10mほどの短くも長い回廊を通ってその暗闇を手探りで進む。

■チェックポイント

八丁坂
寺は医王山の中腹に位置するが、本堂までの道はかなり険しく、参拝する人をねぎらうように一丁ごとに地蔵が置かれていて、全部で八丁あることから「八丁坂」という。
DATA
場所:土佐市高岡町丁568-1
TEL:088-852-0316
アクセス:土佐ICより車で約5分/高知県交通バス停「堺町」から、「高岡」「市野々」「須崎」行き等で約50分、「高岡高校通り」下車徒歩約50分
【施設情報】