25番 津照寺

第二十五番 宝珠山 真言院 津照寺(ほうしゅうざん しんごんいん しんしょうじ)

【御詠歌】法の船入るか出づるかこの津寺迷ふ我身をのせてたまへや
【真言】おん、かかかび、さんまえい、そわか
急な石段を登りきると、室津港を見下ろす第25番札所の津照寺の本堂に到着。地元では津寺(つでら)と呼ばれている。本尊は楫取地蔵菩薩(かじとりじぞうぼさつ)で、大師が海上安全や豊漁にご利益があるようにと自ら刻んだものといわれてる。今でも地元の漁師たちの信仰は厚く、本尊は「舵取り地蔵」と呼ばれ親しまれている。

■本堂と鐘桜門

本堂
山門をくぐると右手に大師堂と方文。本道は正面の125段の石段を登りきった所で、町を見下ろすように立つ。本堂は昭和50年に建立。
鐘桜門
本堂に向う長い長い石段。その途中にある鐘桜門と格子の向こうの室戸の港の景色に癒される。
DATA
ところ:室戸市室津2652-イ
TEL:0887-23-0025
アクセス:南国ICより車で約1時間40分/
ごめん・なはり線「奈半利」駅より高知東部交通バス「室戸岬・甲浦」行きで約40分、「室戸」下車徒歩約10分
【施設情報】