野良時計

安芸市の田園に今も響く、時を告げる「野良時計」
安芸市の田園風景に溶け込むように佇む「野良時計」は、明治時代中頃に地元の地主・畠中源馬氏が自らの手で製作した手づくりの時計台です。アメリカ製の八角形掛時計を手本に、何度も分解と組み立てを繰り返し、歯車や分銅に至るまで全て独力で仕上げたと伝えられています。

当時、家に時計があるのはごく一部。畑で農作業をする人々にとって、この時計台は遠くからでも時間を知ることができる貴重な存在でした。以来、地域の暮らしを支える“野良(農作業)時計”として親しまれ、今もなお現役で時を刻み続けています。
名称
野良時計
(のらどけい)
所在地
784-0042 安芸市土居638-4
利用可能時間
外観のみ見学自由
駐車場
無料
台数:普通車20台(野良時計駐車場)
交通アクセス
車:土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線安芸駅から、車で約5分
お問い合わせ
安芸観光情報センター
TEL:0887-34-8344
備考
野良時計は個人住宅の敷地内に所在するため、外観のみの見学となります。敷地内への立ち入りはご遠慮ください。
最終更新日 2025年06月18日